デジタル
2022/2/13 20:00

財布が増える時代に、Visaタッチ対応「EVERING」で買い物体験が整頓される【愛用品コラム2-1】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品  Seanson2-1:「EVERING(エブリング)」】

●起

財布が年々増えている。リアルな財布としては、カード類を入れる長財布と、必要最低限の現金を入れて持ち歩く財布。デジタルな財布は、SuicaだったりLINE Pay、PayPayだったり。後者をデジタルな財布かというと分類が難しいところだが、チャージしたお金から支払いできるぐらいに捉えて欲しい。

 

●承

このエブリングもまたチャージしたお金から決済ができるガジェットで、Visaタッチ対応のリングタイプである。指輪型の決済ガジェットは非常に珍しく、すでに半年近く使っている。使う用途はほぼコンビニでの買い物。支払い方法を選んで、指輪をかざしたら「はい、完了」。この製品を知らない人からすると、魔法のように見えるはずだ。

 

●転

エブリングが良いのは使い勝手の面だけではない。「自分がどのような買い物をしたいか?」が整理される点も良い。電光石火な買い物にはエブリング、現ナマをおろして高い買い物をしたとリアルで感じたい場合は現金、サインするための待ち時間も含めて楽しみたい場合はクレジットカードなど。特に、買う行為を大事にしたい買い物はエブリングというラクなデバイスがあることで対照的になる。

 

●結

スマートに支払いできて、買い物体験について考えさせてくれていいところづくめ、と言いたいが、欠点を1つだけ。本体価格が高いことだ。税込約2万円。ただ、色々な支払い方が買い物する楽しさを広げてくれる面もあると感じてくれる人にはぜひおすすめしたい。

 

なお、セブンイレブンに限っては決済エラーが起こりやすかったのだが、公式の方に教えてもらったところ、それも解決。コツとしては、セブンのレジパネルでクレジット支払いを選択するとタイミングで本製品を近づけるとエラーが出ない。こうした新しいデバイスのコツを色々と試して自分のものにできるのも楽しい。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週2回程度公開しています。