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2022/6/30 21:50

スマホセンサーの巨大化競争! シャオミとソニーが「IMX989」を共同開発

中国シャオミは、ソニーと共同で、スマートフォン向けの1インチサイズのセンサー「IMX989」を開発したとWeiboに投稿しています。

↑でっかく「1インチサイズ」をアピール(画像提供/シャオミ)

 

ますます巨大化と高画質化を続ける、スマートフォン向けのイメージセンサー。すでにソニーの「Xperia Pro-I」やシャープの「Aquos R6/R7」には、1インチセンサーが搭載されています。一方、韓国のサムスンは先日、2億画素イメージセンサーを2種類も発表しました。

 

IMX989の詳細は現時点では明かされていませんが、「より優れた集光能力」とか「より速いフォーカス」「より優れたダイナミックレンジ性能」がうたわれています。シャオミによれば、「クロッピングなしでの1億画素」も達成しているとか。つまり、以前登場した1インチセンサーよりも高画質になることが期待できます。また、IMX989の開発に1500万ドル(約20億円以上※)を費やしたことも明かされています。

※1ドル=約136.5円で換算(2022年6月30日現在)

 

IMX989を搭載したスマートフォンとしては、7月4日に中国で発表される「Xiaomi 12S Ultra」が投入されることになります。こちらはカメラブランドのライカとのコラボレーションも発表されており、同じくライカカメラを搭載した「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」も投入される予定です。

 

スマートフォンのカメラ性能としては、高解像度かも一役買っていますが、やはりセンサーサイズの拡大が重要。新たな1インチセンサーを搭載したXiaomi 12S Ultraの画質がどれだけのものになるのか、楽しみですね。

 

Source: Weibo via 9to5Google