PC本体を内蔵したキーボードやGPT-5対応ドックなど、AIは今や『道具』へ。ガジェットライター・湯浅顕人氏の解説とともに、仕事のタイパと生活の質を劇的に変える、常識破りな最新AIデバイスを徹底紹介!
【私が解説します】
ガジェットライター・湯浅顕人さん
PC&AVのライター。学生時代からAIプログラミングに興味があり、大学の卒論テーマはAIによる言語学習について。
キーボードにPCシステムを内蔵し持ち運びも容易

日本HP
HP EliteBoard G1a Next Gen AI PC
一見ただのキーボードだが、PC本体を内蔵。USB Type-Cで電源とモニターに接続し、付属するBluetoothマウスでPCとして使える。メインの処理装置にはAI機能を内蔵した「NPU」を採用し、オフラインでもAIを利用可能だ。
SPEC ●CPU:AMD Ryzen AI 300 シリーズ●メモリ:最大64GB●ストレージ:最大1TB●OS:Windows 11 Pro●サイズ/質量:W358×H17×D118mm/676g〜

【AIでココが効率化】AI対応PCの基準「Copilot+ PC」に準拠
「リモートワークが普及したいま、ノートPCよりさらに軽く持ち歩けるこの形状は要注目。移動中などオフラインの状況でAIが使えるというのも魅力的です」(湯浅さん)
音声翻訳や文字認識もおまかせな次世代ワイヤレスマウス

Gloture
ThinKlick
実売価格1万2800円
AI機能を利用できるBluetoothマウス。マイク内蔵で、マウスに向かって話すことで音声認識し、文字起こしや翻訳をしてくれる。AIエンジンには「Spark AI」を採用。マルチペアリングで、最大3台までの機器で使える。
SPEC ●接続方法:2.4G USBレシーバー/Bluetooth 5.0●対応OS:Windows 7/8/10/11 macOS 10.14.6以降●翻訳対応言語:120言語以上●サイズ/質量:約W65×H35×D105mm/約82g

【AIでココが効率化】いつも目の前にあるマウスでAIが使える
「常に目の前にあるマウスで音声入力や翻訳ができて便利。『AI』『翻訳』『音声入力』といった専用ボタンが用意されているので、機能を素早く利用できます」(湯浅さん)
高度なAIチップとクラウド処理で会議の文字起こしや要約も容易

Insta360
Insta360 Wave
AI処理による高音質化機能を搭載したスピーカーマイク。360°の全方位マイクで、周囲5mにいる人の声をすべて認識できる。録画機能は、停止中でも5分前まで遡って保存できる。AIによる音声文字起こしや、要約機能も搭載。
SPEC ●マイク数:8●マイクタイプ:MEMS●集音範囲:5メートル●ノイズキャンセリング機能:AIノイズキャンセリング●内蔵メモリ:32GB●サイズ/質量:Φ64.3×H198mm(折りたたみ時)/490g

【AIでココが効率化】高音質化により文字起こしの精度向上
「AI技術と高性能マイクで、音声を超高音質で録音可能。そのため文字の誤認識が非常に少なく、あとから修正する手間が省けて効率が上がります」(湯浅さん)
USBハブの機能も有するAIボイスレコーダー

HiDock
HiDock H1
11の接続機能とスピーカーを備えた卓上ドック。接続したマイクやPCの音声を録音し、AIで文字起こしできる。本機のユーザーであれば、AI文字起こし機能を永年無料で使用可能。AIエンジンにはGPT-5が使われている。
SPEC ●搭載ポート:HDMI2.0×2、2.5Gbpsインターネット×1、microSD×1、USB-C 3.2 Gen 2(10Gbps)×1、USB-A 3.2 Gen 2(10Gbps)×1など●電源供給:最大100W(ノートPC)、最大18W(スマホ)●サイズ/質量:W178×H72.4×D93.5mm/520g

【AIでココが効率化】オンライン会議も種類によらず録音可
「文字起こしした会話や会議は、要約や議事録作成といった処理もできます。Zoom、Teamsなどの、ソフトウェアでの音声を抽出してテキストに変換できます」(湯浅さん)
日本にも導入予定の「Alexa+」でAIを駆使できる

アマゾン
Amazon Echo Show 8/11
AIアシスタント「Alexa」に対応したスマートスピーカー。ビデオ通話時に、人物を自動的に中央に配置する「自動フレーミング」などのAI機能がある。AI対応の高速チップ「AZ3 Pro」を搭載したことで、応答が高速化した。
SPEC【Echo Show 8】 ●ディスプレイ:8.7インチHDタッチスクリーン●カメラ:13MP 自動フレーミング機能●センサー:室内温度センサー、在室検知、カメラ●サイズ/質量:W208×H150×D127mm/1049g
【AIでココが効率化】AI「Alexa+」への期待が高まる
「Alexa+はChatGPTなどと同様の、自然な会話ができる生成AI。米国ではサービス開始しており、日本でも開始されればEchoシリーズの魅力も一層増すでしょう」(湯浅さん)
家庭にぴったりな生成AIを話かけるだけで利用できる

グーグル
Google Nest Hub(第2世代)
ネット家電をコントロールできる「ハブ」というジャンルの製品。AIアシスタント「Googleアシスタント」を搭載し、音声での指示や問い合わせができる。カメラは搭載していないが、レーダーによってジェスチャー操作も可能。
SPEC ●ディスプレイ:7インチタッチスクリーン●センサー:Motion Sense 用 Soli センサー、アンビエント EQ 光センサー、温度センサー●サイズ/質量:W177.4×H120.4×D69.5mm/558g

【AIでココが効率化】複雑な指示ができるGemini Homeが楽しみ
「まもなく『Gemini Home』がスタート。すると会話ができたり、『リビングの電気をつけて、元気の出る曲をかけて』といった複雑な指示が可能になります」(湯浅さん)
「AIカメラワーク」により常に被写体を中央に固定できる

ソニー
Xperia 1 Ⅶ
ソニー独自のAI技術「Xperia Intelligence」を搭載。圧縮音源をハイレゾ相当に高音質化する「DSEE Ultimate」、人物や動物の瞳を検出してピントを合わせ続ける「瞳AF」など、至るところにAIが使われている。
SPEC●ディスプレイ:約6.5インチOLED●CPU:Snapdragon 8 Elite Mobile Platform●RAM/ROM:12GB/256GBなど●メインカメラ:有効画素数約4800万画素●サイズ/質量:約W74mm×H162mm×D8.2mm/約197g
AIカメラワーク。被写体も撮影者も動いているような場合でも、AIが姿勢推定技術で動きを予測し、被写体を一定の位置に保ってくれる。


【AIでココが効率化】撮影が苦手でも良い作品が作れる
「写真や映像の知識がなくても、ただ被写体に向けて撮影するだけで、AIが良い作品にしてくれます。構図や設定を決めるのが苦手な人にはありがたいことです」(湯浅さん)
※「GetNavi」2026年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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