次期「iPhone 18 Pro Max」の部品コスト(BOM)は、現行モデルよりも約300ドル(約5万円※)も高くなり、前例のない規模になるとの試算が公表されています。
※1ドル=約162円で換算(2026年7月15日現在)
米市場調査会社のCounterpoint Researchは、iPhone 17 Pro Max(1TBモデル)の部品コストとiPhone 18 Pro Max(1TBモデル)で予想される部品コストを、コンポーネントごとの内訳付きで比較しています。
その主な原因は、ストレージ(NANDフラッシュ)のコストが大幅に上昇し、それに続いてメモリ(DRAM)のコストも同等に大きく上昇すると見込まれていることです。また、2nmプロセスのSoC(プロセッサー)や最新のパッケージング技術も、コスト増加の大きな要因になると指摘されています。
実際、Counterpointの試算によると、iPhone 18 Pro MaxのNANDとDRAMだけで生じるコストが、現行モデルにおけるNAND、DRAM、プロセッサー、カメラ、ディスプレイ、その他の部品を含めたBOM全体の推定コストに迫る勢いだということです。
一方で、ディスプレイやその他の部品については、コストが低下すると予想されています。ただし、「新技術の採用によりカメラのコストはわずかに上昇する」とされており、これは可変絞り機構の追加が見込まれているメインカメラを指していると考えられます。
さらに、「アップルは大容量モデルで粗利益を失うことを避けるため、ストレージ容量ごとに異なる小売価格の値上げを実施する」と同レポートは予想しています。そのうえで、平均小売価格を200ドル(約3万2000円)引き上げたとしても、2026年のモデルでは利益率が引き続き縮小するとのことです。
こうした試算は米国価格に基づいており、現在の円安基調を織り込めば、日本での値上げ幅はさらに大きくなる可能性も否定できません。
Source: Counterpoint Research via: 9to5Mac
Image: Igor Omilaev/Unsplash