VAIOは8月10日、PCから健康管理を始められる「VAIO ウェルネスケア」を発表。同日から先行プレビュー版の提供を開始しました。
VAIO ウェルネスケアはVAIOに搭載されているカメラに顔を向けることで、血管情報と心拍情報※1を測定できる、世界初※2をうたうサービスです。
※1 血管情報・心拍情報は、カメラから取得したデータに基づき、統計学的処理により構築したモデルから推定した値であり、医学的に確立されたものではありません。
※2 血管情報・心拍情報の両方を、内蔵カメラで測定できる機能を標準搭載するPCとして。2026年7月10日時点ステラアソシエ株式会社調べ。
測定結果は最短3秒※3で表示され、自動的にPC内に保存されます。測定環境については、真っ暗な部屋などでは測定できないそうですが、ある程度の明るさがあれば可能とのこと。
※3 使用環境によって測定結果が出るまでに最大15秒かかることがあります。また周囲の環境などにより正しく測定できない場合があります。
なお、生活環境改善(業務環境改善)を目的としたものであり、医療目的(疾病の診断・治療・予防など)の使用はできません。

ユーザーの継続利用を促す細やかな設計
VAIOによると、ユーザーに継続して使ってもらうために、3つのポイントを重視したとのこと。ひとつめは「自動起動」です。VAIO ウェルネスケアは自分で操作して起動もできますが、ユーザーが設定した時間やログイン時に自動起動も可能で、測定忘れを防げるようになっています。
ふたつめは「非接触かつ高速な測定」。ユーザーはWebカメラを見るだけで、最短3秒※3で測定できるため、測定のハードルがグッと下がります。測定の際、顔認識はAI処理になるためNPUが、ほかの処理はCPUが担当。分散処理の方式を採用しています。これにより、全体の処理時間が短縮されるため、高速な測定が可能になったそうです。
また、内蔵のカメラ側もチューニングを施しています。普段はWebカメラとして使うため、画質のきれいさや補正機能を重視。一方で測定時は顔色の変化を捉えて血管情報と心拍情報を取得しているため、画質よりも顔の微細な色変化をとらえることが求められるそうです。
加えて、複数のパラメータを測定向けに、最適な設定にする調整も施しているとのこと。こうしたカメラ使用時の変更を自動で切り替えることができるため、ユーザー側で特別な操作は必要ありません。
みっつめは「トレンドの表示」です。測定結果を1週間の推移で確認できたり、測定の履歴を一覧で表示できたりと、過去データの確認が可能。VAIOとしては測って終わりではなく、日々のトレンドを振り返ることで、「気づきのきっかけを作る」ことを狙っています。


先行プレビュー版※4では、個人向けの「VAIO SX14-R」※5に提供を開始します。その後、秋以降に正式版をリリース。個人・法人ともに今後新しく登場するVAIOに順次搭載を予定しているそうです。ただし、カメラ周りに特別なチューニングを施していることから、これまで発売されたVAIOへ提供する予定はないとしています。
※4 先行プレビュー版は、正式版に先行して提供する体験版であり、機能の追加や改善を予定しています。
※5 VAIO SX14-R(2026年5月発売モデル)