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2021/12/5 11:00

お出かけ前の使用にハマる!最新「レッグリフレ」は外出が増えた人のための家電に進化していた

緊急事態宣言が明けて、出社や外出が多くなってきた今日この頃。在宅がメインだった頃に定着させた日々のルーティンを、また少し変えていかなければと感じることが増えてきました。ボディメンテナンスやスキンケアなど、「自分をいたわること」に時間を割り振って久しく、やっと慣れてきた頃に再びリアルとの接点が戻ってきました。

 

すると、想定していたよりも時間が削られてしまうことに気づいたのです。外出時の往復の移動時間に加え、メイクや洋服選びの時間。そういう準備時間に追われると、おろそかになるのが先の「自分をいたわること」。対面での打ち合わせや挨拶の場が戻り、同時にヒールを履く機会も戻ってきたので、在宅勤務で座りっぱなしの疲労とはまた違う疲れが。デスクワークはむくみ、ヒールや歩き疲れは、もうとにかく足が疲れる! 痛い! といった具合。

 

ということで、外出と在宅のハイブリット生活に振り回されている筆者は、新しいリフレッシュ活動「リフ活」を模索すべく、パナソニックの脚用マッサージャー「レッグリフレ」の最新モデル「EW-RA190」を取り入れてみました!

 

左右で計26個のエアーバッグでプロのマッサージを体験

「レッグリフレ EW-RA190」には、プロの手技を再現すべく、つま先から太ももまで26個ものエアーバッグが搭載されており、足裏やかかと、すねも含めて全11か所のマッサージを行います。さらに、ひざ裏にはポイントボールが配置されており、エアーバッグの膨らみに応じて押し上げるように揉みほぐしてくれます。

↑プロの揉みほぐしを追求したヒューマンハンドエアーバッグ

 

↑少し見えにくいですが、太もも部分に搭載されているのがポイントボールです

 

コースは「おまかせ」「しぼり上げ」「もみほぐし」「太ももメイン」「ひざまわりメイン」の5つ。圧力も弱・中・強の3段階から選べ、その日の疲れに合わせて調整可能です。操作パネルは左足の本体に一体化しており、従来モデルよりもラクに操作できるようになりました。

↑左足の内側に、手のひらサイズの操作パネルが付いています

 

以前のモデルから大きく変わった点は、装着のしやすさ! 足を入れたら、ブーツを履くように太もも部分を引き上げるだけのスリップイン方式を採用しています。装着時間を測ってみたところ、わずか18秒! つま先を入れると、かかと部分にお皿のような窪みがあるので、そこにしっかりかかとを納めて履くのがポイント。座った状態でももちろん簡単に装着できますが、ひざ裏のポイントボールの位置を確かめながら引き上げるので、腰を浮かせたり、脚を伸ばした状態だとより履きやすいです。

↑このように、引き上げるだけで装着完了!

 

↑ひざ裏のポイントボールが正しい位置に当たるように調整します

 

さらに、これまでは5箇所を面ファスナー(マジックテープ)で固定する必要がありましたが、本製品ではつま先、すね、太ももの3か所のみ。スリップイン方式も含め、少しでも手間が省けて準備ができるのは嬉しいです。

↑固定するのは、つま先(1)、すね(2)、太もも(3)の3箇所のみ

 

洋服にもよりますが、厚さのあるデニムや着圧のあるレギンスなどの場合は、きつく巻くのではなく、余裕を持たせましょう。

↑短パンでも圧迫しすぎには注意しましょう

 

右足内側から伸びるプラグをリモコンに差し込み、電源を繋いでスイッチオン。プロのマッサージ開始です!

↑シンプルメニューなので簡単に操作できます

 

使ってわかったリフレッシュ効果の高い3つのシーン

それでは、筆者が実際にどのようにレッグリフレでリフ活したのか、紹介していきたいと思います。

【その1】在宅ワーク中の小休憩にリフレッシュ

まずは王道「在宅ワーク中」の利用。この時期はエアコンを付けていても、体を動かしていないと寒くて、体が冷えてむくみが襲ってきます。肩や目も疲れるけれど、何より脚、特にすねが張る! デニムのふくらはぎ部分がキツく感じたり、歩きにくさを感じることもあり、その度に屈伸したりしていたのですが解消されず……。そこで「レッグリフレ」の出番。このような場面では、「おまかせコース:弱:温感強」がオススメです。

↑ワークチェアに座ったままでも大丈夫(撮影のため、電源コードは外しています)

 

「おまかせコース」は、しぼり上げやもみほぐしを組み合わせて、脚全体をバランス良くマッサージしてくれるコースです。むくんだふくらはぎを前後からギュっと圧迫してくれるほか、強弱をつけたもみほぐしが気持ちいい! まるで、すごく大きな手のひら全体でマッサージされているような感覚、と言ったら分かりやすいでしょうか。温感効果もあって、冷えた足先が温まると同時に、すねの張りが解消されました! 約10分間のコースなので、仕事の合間のちょっとした休憩にピッタリのリフレッシュ方法と言えますね。

 

【その2】ヒールで歩き疲れた日にリフレッシュ

続いて、筆者と同様、出社と在宅のハイブリット生活を送っている読者に捧げたい「ヒールや外回りで歩き疲れた!」の巻。こんな時には「しぼり上げ:中:温感」の設定がオススメです。圧力の「中」は、けっこう強め。段階的に圧力がかかり、ギューっと数秒しぼり上げた後に一気にエアーバッグが縮小するのですが、緊張が解けたあとのようなホッと感がリラックスに繋がるのです。そして、筆者が特に気持ちいいと感じたのは、アキレス腱付近。この部分、見落としがちなのですが、歩き疲れた足にはすごく効く場所! 両側から包み込むようにエアーバッグが当たり、締め上げてくれるのが心地良い。

 

加えて、付属されている足裏用パッドを使えば土踏まずをピンポイントで指圧。特にヒールなんか履いた日に、頼れる相棒のような存在です!

↑足裏用パッドの突起が、疲れた土踏まずに効きます

 

【その3】忙しい朝にこそ取り入れてリフレッシュ

最後に、筆者がオススメする独自のリフレッシュ法として、お出かけ前を挙げてみます。 バタバタする派の人も、10分だけ時間を作ってお試しして欲しい! 脚がマッサージされることで、見た目もスッキリとした御御足(おみあし)でお出かけできちゃいます。それはもう、靴も緩く感じるほどに。足運びも軽くなるので、いつもよりお出かけが楽しく思えました。

 

先述した通り、準備もラクな上、片付けもそのまま脱ぐだけなので、出発前の忙しい時間帯でもこうして取り入れることができるのですね。ちなみに、レッグリフレは「置きっぱなしの収納」がオススメです。ブーツのように置いておけるので、棚に収納するより出しっぱなしの方がラクです。使用時のサイズは幅約82×奥行約35×高さ約81.5cmですが、収納時にブーツ型にすれば椅子の座面くらいの高さに収まります。

↑掃除機をかける時は少しどいてもらう必要がありますね

 

【まとめ】男性も積極的に取り入れて欲しい!

今回試した「レッグリフレ EW-RA190」、実勢価格は購入に少し躊躇する5万7000円(税込)前後。しかし、毎度数000円前後するマッサージに通う金額と手間が省けるのだから、むしろコスパ良し。確かに人の手でマッサージされる気持ち良さもありますが、やはり人目を気にしなくて済む自宅の方が、よりリラックスしてリフレッシュできる気がします。それでも、もう少しお手頃だといいなという人に、同じパナソニックから発売されている「レッグリフレEW-RA180」がオススメ。こちらは、ふくらはぎまでの長さですが、3万5000円前後と手の出しやすい価格となっています。

 

もう一つ、お伝えしたいのが、この製品は男性にもオススメ、ということ。足のサイズは20cmから28cmまで対応しているので、男性の大きな足でもすっぽり包み込んでマッサージしてくれます。圧力もちょうど良く、気持ちよくスッキリできるはずです。夫婦で使っても、親子でシェアしても良いかもしれないですね! 自分へのご褒美としても、一家に一台あるとQOLが上がります。