次世代技術より実利優先。それでも次期Galaxy S27 Ultraが破る“5000mAhの壁”

ink_pen 2026/7/10
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次世代技術より実利優先。それでも次期Galaxy S27 Ultraが破る“5000mAhの壁”
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Samsungは次期フラッグシップの最上位モデル「Galaxy S27 Ultra」へのシリコンカーボンバッテリー技術の搭載を見送る一方、前モデルより大容量のリチウムイオン電池の検証を進めていると噂されています。

今回の情報源は、リーカーのSchrödinger(@phonefuturist)氏です。同氏は以前、S27 Ultraにシリコンカーボン電池が採用される可能性が高いと述べていましたが、それを撤回した形となります。

同氏は最新の投稿で、Samsungの方針転換の理由を「コスト」だと説明しています。Galaxy S27 Ultraを100万台生産する場合、シリコンカーボン電池のコストは2200万〜2800万ドル(約35億〜45億円※)に上る一方、同数のリチウムイオン電池セルを調達するコストは1200万〜1500万ドル(約19億〜24億円)に抑えられるとのことです。

※1ドル=約162円で換算(2026年7月7日現在)

DRAM(メモリ)の不足や高騰を踏まえれば、Samsungが他の部材でのコスト増を避けようとするのは自然な流れと言えます。

しかしその一方で、Samsungは現在、S27 Ultra向けに5600mAhおよび5800mAhのバッテリーをテストしているとのことです。これは最近の中国メーカーのフラッグシップ機と比べると数字上は小さめですが、Schrödinger氏は「Samsungの最適化は競合の先を行っており、5500mAhもあれば簡単に他社のバッテリー持ちを上回る」としています。

もしGalaxy S27 Ultraのバッテリー容量が5500mAh以上となれば、Galaxy S20 Ultraの登場以来、初めて5000mAhの壁を超えることになります。

一方、次期Galaxy S27シリーズでは「Galaxy S27 Pro」が新たにラインナップに加わると噂されています。その画面サイズは6.5インチとコンパクトながら、カメラ性能などはS27 Ultraとほぼ同等になり、バッテリー容量はS26 Ultraと同じ5000mAhになるという見方もあります。

これらの情報が正しければ、次期Galaxy S27シリーズのバッテリー持ちには大いに期待ができるかもしれません。


Source: Schrödinger(X) via: Wccftech

Image: Samsung

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