まだカバンを漁ってるの? 収納量を捨てて“秒速アクセス”を手に入れる「スリーナペンケース」

ink_pen 2026/8/8
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まだカバンを漁ってるの? 収納量を捨てて“秒速アクセス”を手に入れる「スリーナペンケース」
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

外出先で急に「メモを取らなきゃ!」という場合、まず困るのがペンの取り出しだろう。

メモを取る紙については、最悪でもポケットに入ってたレシートの裏や紙ナプキンなど、なんだかんだで調達できないこともないが、ペンはそもそもないとどうにもならない。

カバンを開けて、中をかき回して底に沈んでいたペンケースを引っ張り出して、ペンケースを開け、手早く書けるペンを選んで取り出して……この時点でなかなかの手間と言える。

ジャケットやシャツの胸ポケットにペンを挿しておけるなら問題ないが、必ずしもそういう服を着ているとは限らないし、女性の場合には“胸ポケットが使いにくい問題”だってある。

そのような手間や問題を解消する方法のひとつとして提案したいのが、外付け式のペンケースだ。

これは昨今ちょっと注目を集め始めているタイプのもので、文字通りカバンの外に付けて持ち運べるというものだ。

特に、小さめのカバンを使う女性にありがちなのだが、「カバンの容量が少ない→ペンケースを入れておくスペースが取りにくい」こと。そんなわけで、じゃあカバンの外に出して持ち運べたほうがいいよね、という流れから注目が高まったと思われる。

加えて、いざというときのペンの取り出しやすさ、という大きなメリットはカバンのサイズや男女差に関係なく便利なのだ。

そこで、今回はレイメイ藤井の「スリーナペンケース」に注目したい。外付けで使いやすい工夫があり、なかなか役立ちそうなのである。

スリーナペンケースの基本仕様

ぶら下げて使う便利さ

レイメイ藤井

スリーナペンケース

1650円(税込)

スリーナペンケースは、横幅が約75mmとかなりスリム。外付けするのにあまりゴツいと邪魔になるし見栄えも悪いので、これぐらいがちょうど扱いやすいサイズ感と言えそうだ。

本体上部にかなり大きめの金属製カラビナが付いており、カバンにぶら下げるときに使う。ファスナータグやリュック肩ストラップのDカン、トートバッグのハンドルなどに直接ぶら下げられて、取り付けの自由度は高い。

↑カラビナはかなり大ぶりで、幅広のトートバッグのハンドルなどにもぶら下げやすい。
↑ペン数本+消しゴムなど入れても100gちょっと(本体重量は約48g)とかなり軽く、ブラブラ揺れてもさほど負担を感じにくい。
↑バッグの内側にぶら下げるのもアリ。こうすれば中をゴソゴソかき回してペンケースを探す手間が解消される。

内部収納と入れ方の工夫

側面のダブルファスナーを開くとフルオープンになる。内部の収納は右側がペン向けで、上部ベルトに挿し込んでクリップを引っかけ、ペン先はメッシュポケットに収まる。

ペンはだいたい4本でいっぱいといった感じだが、出し入れのしやすさを考えると3本程度に抑えておいたほうが使いやすそうだ。

↑最大容量はこれぐらい。あまり無理せず余裕を持たせるぐらいにするのがコツだ。

内部左側は狭めと広めのメッシュポケットで、狭めのポケットは消しゴムがちょうど収まるぐらい。

広めのポケットは付箋やシャープ芯といった小物用で、本体の型崩れさえ気にしなければ小型のテープのりなども収納できる。ただしあまり分厚いものを入れるとペンと干渉してしまうので、そのあたりは様子を見ながらというところだろう。

↑狭めのメッシュポケットは、消しゴムを収納したときに筆記具と干渉しにくい位置にある。

ぶっちゃけ収納量は少なめだが、社会人用ペンケースと考えれば必要十分。むしろ詰め込みすぎるとぶら下げたときに邪魔になるので、最低限スッキリと収めて使うという運用がおすすめだ。

ハーフオープンの使いやすさ

前段では内部収納を見てもらうためにファスナーをフルオープンしたが、実は「スリーナペンケース」にはもうひとつの開き方がある。それがスマートにペンを取り出せるハーフオープンだ。

ファスナーを上部の縫い目があるところまで開いたら、縫い目を谷折り線にしてフタを折り返す。

するとフタがマグネットで本体にピタッとくっついて固定され、ペンと狭めのポケットにアクセスできるようになるという仕組み。

↑ユニークなハーフオープン。フタ側がマグネットでピタッとくっついて、この状態で固定可能。

せっかくカラビナでぶら下げているのに、ペンの出し入れをするのにいちいち取り外して机の上に置いてファスナーを開いて……ではあまり意味がない。それに対して、このハーフオープンであれば、ぶら下げたままサッとペンが取り出せるし、必要なら狭めのポケットの消しゴムにも手が届く。

ペンの抜き差しも簡単に行えて、非常に快適だ。

↑ハーフオープンはぶら下げたままでのペンの出し入れが非常にスムーズ。これはよく考えられた構造だ。

もちろん机の上で作業する場合は、カラビナを外して机上でフルオープンにしたほうがラク。ケース全体が見渡せるので視認性が高く、中身を出し入れしやすくなっている。

ぶら下げたままでペンをサッと取り出す場合と、落ち着いて作業する場合とで、それぞれ最適な開け方を切り替えられる構造は、なかなかよく考えられていると思う。

↑フルオープンは中身の一覧性が高く、ペントレー感覚で使うことができる。

裏面ポケットというもうひとつの使い方

さらに、本体裏側にもペンポケットが備わっており、ここに普段使いのペンを挿しておけば、ファスナーを開く手間すらない。

つまり、ぶら下げ式のペンケースとしても使えるということで、これならペンを出して書き始めるまでの時間は大幅に短縮可能だ。

ただしフルオープンにして机上で平置きする場合は、ペンポケットのペンがやや邪魔になってしまう。ここを活用するかどうかは、自分の使い方をもとに判断すべきだろう。

↑裏側の外ポケットは、ファスナーを開けずにペンが出し入れできる。メインのペンはここに収納でもよいかも。

使ってわかる機動性の高さ

外出先でのペンへのアクセス性という点で、ぶら下げたままサッと中身を取り出せる半開きの仕組み+ファスナーを開ける手間のない裏面ペンポケットという工夫は、とてもよくできている。

なにより、カバンの容量を節約しつつ、必要なペンを最速で取り出せる機動性は、まさに外付けペンケースというジャンルの魅力そのものだ。カバンからペンを取り出す際にイライラした経験があれば、導入する価値は間違いなくある。

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