スポーツ
2017/2/24 6:00

アシックスが一挙6モデルの新作シューズを投入! 「特許技術」「東京マラソン限定」など見所も満載

アシックスから「FlyteFoam(フライトフォーム)」を搭載した新作ランニングシューズが発表されました。「東京マラソンEXPO(エキスポ) 2017」、直営店「アシックスストア」各店、アシックスオンラインストアでは2月23日から先行販売を実施。全国のスポーツ用品店では、3月4日から販売が開始されます。

 

今回発表されたのは「GEL-DS TRAINER22(ゲルディーエストレーナー22)」「NOOSA FF(ヌーサエフエフ)」の新モデル2種類と、人気モデル「DynaFlyte(ダイナフライト)」の新色を加えた計3モデル。これらのモデルは「フライトフォームファストシリーズ」と称され、アシックスが独自に開発したミッドソール素材「フライトフォーム」がもれなく搭載されています。

 

アシックスが特許を取得した「フライトフォーム」とは?

20170223-a05 (13)

ランニングシューズに必要な軽量性と優れたクッション性の両立。この課題をクリアするため、アシックススポーツ工学研究所は300以上もの試作を繰り返すなど、約3年の歳月を開発に費やしたそうです。その執念が実り、アシックス史上最軽量かつ最もクッション性に優れたフライトフォームは誕生しました。

 

20170223-a05 (12)

フライトフォームには、素材に繊維を添加する独自技術が採用されているため、長距離ランニングでも優れたクッション性を持続させることができます。また、従来のミッドソール素材「E.V.A.」よりも約55%の軽量化に成功。スムーズで効率的な足運びが可能となり、ランナーが持つスピードをさらに引き出してくれます。

 

これまでもフライトフォームを搭載したモデルは登場していましたが、ごく一部のモデルに限られていました。アシックスは今後、このフライトフォームを搭載したランニングシューズをさらに拡充すると発表。フライトフォームがさらに身近な存在になることが期待されます。

 

ランナーの特性や用途に合わせた3モデルが登場!

20170223-a05 (9)

今回の新モデルは、プロネーション(走行時の足首の倒れ込み)のタイプやランニングの経験、目的などにあわせた適したシューズを選択できるように、3種類のモデルがラインナップされました。フライトフォームを搭載している点は共通ですが、仕様用途はモデルによって大きく異なるようです。

 

<自己ベストに挑戦する本格派のランナーにもオススメ!>

20170223-a05 (4)

GEL-DS TRAINER22 1万2000円(税抜)

蹴り出す方向へ優れたグリップ力を発揮する「デュオソール」を採用。ほかにも、足の傾きを防ぐ「ダイナミックデュオマックス」、シューズのねじれを抑制する「プロパルションプレート」が安定性と反発力を高め、効率の良い走りをサポートしてくれます。

※)片足約225g。ワイドモデル、ウイメンズモデルもあり

 

<濡れた路面にも対応した万能モデル>

20170223-a05 (6)

NOOSA FF 1万3500円(税抜)

濡れた路面でも高いグリップ力を発揮する「ウエットグリップラバースポンジ」を搭載。また、シームレスなメッシュアッパーは足当たりの少ない快適なフィッティングだけでなく、通気性や水抜き効果にも長けています。

※片足約250g。ウイメンズモデルもあり

 

<速いペースのラントレーニングに最適>

20170223-a05 (5)

DynaFlyte 1万3500円(税抜)

アシックスのランニングシューズではじめて、フライトフォームをミッドソール全面に採用したモデル。足を前に振り出す際のエネルギー消費を低減させることで自然と前に出やすくなり、スピードが出しやすい仕様になっています。

※片足約270g。ウイメンズモデルもあり

 

「東京マラソン エキスポ」では限定シューズも発売中!

20170223-a05 (10)

新モデルを発表したばかりのアシックスですが、東京マラソンの関連イベントである「東京マラソン エキスポ」に毎年参加しているのをご存知でしょうか? 今年も大規模なブースを出店しており、前述の「フライトフォームファストシリーズ」をはじめとしたランニングシューズやウエアの販売、最新テクノロジーを体感&体験できる「ランナーズパーク」などを展開しています。

 

20170223-a05 (3)

また、アシックスブースでは東京マラソン限定アイテムも多数販売されています。なかでも一際目立っていたのが、東京マラソンをイメージしたデザインが盛り込まれた「東京マラソン限定ランニングシューズ」。こちらも、さまざまな志向のランナーが選べるように3種類のモデルが展開されています。

 

↑「ダイナフライト」の東京マラソン限定モデル。3モデルの中でフライトフォームを搭載している唯一のモデルです

 

東京マラソン限定モデルは、“つながり”というデザインコンセプトのもと、歴史的建造物を朱色で郵便スタンプ風に描いた日本らしい洗練されたグラフィックが特徴。さらに「TOKYO」のロゴや年号などをそれぞれのモデルのアッパーやかかと、中敷きに配することで、思い出に残るようにデザインされています。

 

20170223-a05 (8)
↑東京マラソン限定Tシャツは、豊富なデザインが魅力

 

東京マラソン限定アイテム以外にも、史上初となるカスタムオーダー型のタイツやスマートフォン向けランニングアプリ「RunKeeper」など、魅力のアイテムやギアが勢ぞろい。なお、東京マラソン エキスポは2月23日から25日の3日間、東京ビックサイトで開催されています。

 

東京マラソン エキスポ開催に合わせて、新作&限定シューズ計6モデルを投入したアシックス。同社が自信をもって世に送り出した「フライトフォーム」が、この先のランニング史上にどのような影響をもたらすのか、今後の動向に注目してみましょう。