ハイセンスジャパンは、次世代画質技術「RGB MiniLED」を搭載した4K液晶テレビ「RGB U9Sシリーズ」を2026年8月下旬に発売します。ラインナップは85V型、75V型、65V型、55V型の4サイズです。

記事のポイント
RGB MiniLEDの最大の特徴は、バックライト自体が赤(R)・緑(G)・青(B)の3色で発光すること。各色のMini LEDを独立して制御し、光源から直接色を作り出します。これにより、BT.2020色域カバー率最大100%を実現。従来のMini LEDテレビからバックライトの仕組みを大きく変え、より自然で豊かな色彩表現を狙ったのが「RGB U9Sシリーズ」です。
RGB MiniLEDで色彩表現と発光効率を向上
「RGB U9Sシリーズ」の中核となるのが、ハイセンスが世界で初めて発表・発売したという「RGB MiniLED」です。
バックライトには赤・緑・青の3つの独立したダイオードを使用し、それぞれを個別に制御。BT.2020色域カバー率最大100%を実現し、幅広い色をより正確に表現できるとしています。

発光効率にもメリットがあります。2025年モデル「65U9R」と2026年モデル「RGB 65U9S」の比較では、発光効率が従来比120%に向上。同じ明るさで視聴した場合、バックライトの消費電力を40%削減できるとしています。
さらに、ハードウェアレベルでブルーライトを低減。同じく65U9Rとの比較で約50%カットし、画面を黄色っぽくすることなく鮮やかな色彩を保つとしています。
パネルには「ARコート低反射広視野角パネルPro」を採用。外光の反射を抑え、明るい部屋や斜めからの視聴でも映像を見やすくしています。
RGB MiniLED専用のダブルエンジンで映像を制御
映像処理には「Hi-View AI エンジン RGB」を搭載します。DNN(ディープニューラルネットワーク)を活用するAIエンジンと、RGBバックライト専用の制御エンジンを組み合わせ、映像の解析とRGBそれぞれの光・色の制御を行います。

AIによる画質処理では、被写体と背景を識別して奥行き感を高める「AIデプス」、ネット動画のノイズを抑える「AIバンディングノイズ制御」、動きの速い映像をなめらかにする「AI クリアモーションPro」などを搭載。低解像度の映像を高精細化する「AI 4Kアップコンバート」や、SDR映像の輝度や色彩を補正する「AI HDRアップコンバート」にも対応します。
Devialet監修の2.1.2chサウンドシステムを搭載
音響面では、フランスのオーディオブランド「Devialet(デビアレ)」監修の2.1.2ch空間サラウンドシステムを採用しました。

テレビ下部の左右スピーカーに加え、中央部にウーファー、さらに上向きのトップスピーカー2基を配置。85V型と75V型は最大80W、65V型と55V型は最大60Wの出力に対応します。
高さ方向の音も表現する「Dolby Atmos」に対応するほか、リモコンのマイクを使って視聴環境に合わせた音響特性に自動調整する「オーディオキャリブレーション」も備えています。
テレビと会話できる生成AIも搭載
独自OS「VIDAA」には生成AIを新たに搭載。ハンズフリーの「AIボイスアシスタント」では、音量調整や入力切り替え、動画の検索・再生といった操作に加え、番組内容や関連情報について質問することもできます。

「AIエージェント」では、映画のストーリーの振り返りやスポーツのチーム・選手情報などをテレビに質問可能。1000点以上のアート作品を表示できる「AIアートギャラリー」も搭載しています。
144Hz対応でゲームもなめらかに
ゲーム機能では「ネイティブ144Hz ゲームモードPro」を搭載。144Hz VRR対応の倍速パネルとHDMI 2.1を採用し、4K/144Hz入力時などで約0.83msの低遅延を実現するとしています。

また、AMD FreeSync PremiumやALLMに対応。リフレッシュレートやHDR、VRRの状態を確認したり、暗部の見え方などを調整したりできる「ゲーミングメニュー」も備えています。
このほか、iPhoneとAndroidに対応するスクリーンシェア、2画面表示、外付けUSB HDDへの裏番組2番組同時録画などにも対応します。
製品概要
製品名:4K液晶テレビ「RGB U9Sシリーズ」
RGB 85U9S(85V型):実売予想価格66万円(税込)
RGB 75U9S(75V型):実売予想価格46万2000円(税込)
RGB 65U9S(65V型):実売予想価格36万3000円(税込)
RGB 55U9S(55V型):実売予想価格28万6000円(税込)
発売日:2026年8月下旬