「なんでいままでなかったの?」手帳が卓上化する最新「ノートブックカレンダー」の大正解

ink_pen 2026/8/22
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「なんでいままでなかったの?」手帳が卓上化する最新「ノートブックカレンダー」の大正解
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

いまからものすごくゲンナリする話をするので、心して聞いていただきたい。

早くも2027年の手帳シーズンの到来である。

「まだまだ暑い盛りであり、第3四半期にどんな仕事や行事が入るのかすら定かではないこの時期に、来年の手帳のこととか考えたくない!」というのが大半の人の心情だろう。

が、始まってしまったものは仕方ないし、ほしい手帳は早めに押さえておかないと取りこぼしもある。毎年のことと素直に諦めて、新しい手帳に目を向けるしかないのだ。

そこで紹介したいのは、ノート一体型のカレンダー手帳と呼ばれるもの。マークス「ノートブックカレンダー」は、以前から「カレンダーとして見やすい」という点で人気のシリーズである。

さらに今期から新しい便利な専用アクセサリーが登場したことで、より一層使いやすくなったと話題になっているのだ。

白紙でも罪悪感ゼロ。手帳の「挫折」を防ぐ設計

手帳には罫線の入り方によって、さまざまなタイプがある。たとえば1日24時間をしっかり区切ってスケジュール管理したいならバーチカルタイプ。一週間単位で予定の流れを確認するならホリゾンタルやレフトタイプなどがある。

マンスリー(月間ブロック)タイプは、いわゆる月間カレンダーのマスの中に予定を書き込む方式だ。当然ながら書き込める量は少ないが、1か月の予定を俯瞰して見渡せるため、全体を把握しやすいのがメリットだ。

マークス

ノートブックカレンダー・S B6変形

1210円(税込)

マークス「ノートブックカレンダー・S」はB6変形サイズのリングノートの中にカレンダーリフィルを搭載したもので、外見も手帳というよりはノートそのものといった感じ。 今回紹介するのは先日発売されたばかりの9月始まり(2026年9月〜2027年12月)だが、例年通りであれば、ここからさらに2027年1月始まり、4月始まりも発売されるはずだ。

↑なかは横長のマンスリー仕様。厚手の画用紙なので裏側が透けず、視認性もよい。

1日4行が正解。ガシガシ書いてもヨレない

表紙から開くと、年間のざっくりとした予定が入るイヤープランページがあり、次からはもう2026年9月のカレンダーが始まる。

カレンダーブロックは1日あたり4行の横罫が入っており、1日4件まで予定が書き込める仕様だ。

当然ながら、外勤の営業職など1日の予定を時間単位で管理するような職種には向いていないが、基本的にルーティンワーク+たまにそのほかの予定が入るという内勤系なら、これぐらいで十分だろう。

書き込む手間も少ないし、ブロック内に予定が入ってなくとも罪悪感を抱きにくいという点がありがたい。いわゆる「途中で挫けにくい手帳」と言えるだろう。

↑紙面が小さいとブロックへの書き込みがしづらいので、サイズ的にはB6ぐらいがマンスリータイプの最適解だろう。

カレンダーとしての紙面構成は、横罫が入っている分だけゴチャッと情報量が多めに感じるが、書き込みをするにはしっかりした罫線がほしいところ。

実際、他社も同様のノート一体型カレンダー手帳を発売しているが、罫線が控えめだと、やはり微妙に使いづらい。スケジューラーとしての実用性を考えると、これが正解なのだと思う。

カレンダー面の裏はノート縦方向の横罫(E型)ページで、カレンダーブロックには入らなかったメモ書きや、次月に解消しておきたいToDoなどを記入しておくと便利だ。

↑横罫はメモやToDoにちょうどよい感じ。

また、2027年12月が終わった後にも3枚分・6ページの横罫ページがあるので、ここもノートとして使うとよいだろう。

個人的にはこのノートページがもう少し多いとありがたいのだが、用紙にかなり厚手の画用紙を採用しているため、ページ数は増やしにくそうだ。カレンダーとして使う分には紙が開け閉めでヨレず、頑丈なほうが便利なので、そこは仕方ないのかもしれない。

被せるだけで卓上化。驚くほどシンプルなスタンド

そもそもノートブックカレンダーは、手帳やノートとして普段から持ち運ぶ前提で作られているのだが、実はこのマンスリータイプに向いているのは、さほど積極的にスケジュールを管理する必要のない事務職など内勤のデスクワーカーだ。

であれば、持ち運ぶよりもデスクで使う機会が多いのが道理である。

今期より新たに登場した「ノートブックカレンダースタンド・S」は、まさにノートブックカレンダーをデスク用に快適化するための専用アクセサリーだ。

といっても、さほど大げさなものではなく、モノとしては単に厚紙製の組み立て式スタンドである。

マークス

ノートブックカレンダースタンド・S

330円(税込)

デスクも持ち歩きも1冊になって、卓上カレンダーが不要に

使い方もシンプルで、三角柱に組み立てたスタンドの上にノートブックカレンダーを開いて被せるだけ。これによってノートブックカレンダーが自立し、卓上カレンダーに早変わりする、というわけだ。

あまりに簡単すぎて「えっ、それだけ?」と思われるかもしれないが、使ってみると、これが意外なほどに便利なのである。

↑開いたカレンダーをバサッと被せるだけで、手帳が卓上カレンダーに変身。「なんでいままでなかったの?」と思うぐらい便利だ。

デスクワークの場合、ごく普通の卓上カレンダーに予定を書き込んで管理しているという人もまだまだ多い。

ノートブックカレンダーなら普通の卓上カレンダーよりも書き込みがしやすく、スタンドから持ち上げるだけで手帳やノートとして持ち運びも自由である。つまり、このスタンドのおかげで、卓上カレンダーと手帳が1冊にまとまるという仕組みである。

「今月どこだっけ?」を解決するインデックス

マークス

インデックスブックマーク

385円(税込)

さらに、別の新アクセサリー「インデックスブックマーク」も地味に便利だ。

こちらはノートのダブルリングへ簡単に付け外しができるフックを備えた、PVC製のインデックスシートである。

↑取り付けはダブルリングにフックを差し込むだけ。取り外すのも一瞬だ。

ノートブックカレンダーは大前提としてカレンダーなので、できれば常に現在月を表に出しておきたい。しかしノートブックという形式上、持ち運ぶ際には表紙を閉じねばならず、再度開くときは、またいちいち現在月のページを探して開くことになる。

その点、表に出しておきたいページにこのインデックスを挟んでおけば、ペラペラとめくって探す手間がなくなり、一発でその月を出すことができるというわけだ。

↑ノートブックカレンダーを閉じるとこの状態に。現在月が一瞬で開ける。

快適すぎて、なかったころには戻れない

スタンドとインデックスは共に本当にシンプルな“ちょっとした付け足し”のアイテムなのだが、使ってみるとノートブックカレンダーを運用する際の快適さが大幅にアップする。一度使い始めると、なかったころにはもう戻れないぐらいだ。

値段的にも大したものではなく、必須のアイテムとして本体と一緒に導入することをおすすめしたい。

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