光が変わると眠りが変わる⁉ liproの「スリープライト」を3か月使用した効果は?

ink_pen 2026/9/20
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光が変わると眠りが変わる⁉ liproの「スリープライト」を3か月使用した効果は?
神野恵美
かみのえみ
神野恵美

ライター・編集者・家電評論家。"家電裏番長"として、世の中にあるさまざまな便利家電・ガジェットを駆使して生き延び、マザーとの二刀流もそろそろやれやれ卒業。料理、掃除、洗濯、野球、旅行、音楽、映画鑑賞などなど周りが呆れるほど趣味人間。"モノ"よりも実は"コト"優先で生きている。

もはや現代病となっている“睡眠不足”。特に日本人は睡眠に悩みを抱える人が多いとも言われており、“国民病”とも言えます。

自身も若いころは“泥のように”眠れていたのに、特に子育て期間中の長年の慢性的な睡眠不足に加えて、加齢による眠りの浅さと短さに年々悩まされています。

そんななか、密かに“眠活”にいそしみ、関連グッズにもいろいろと手を出している筆者ですが、今回はliproから発売された「太陽光スリープライト」を試してみました。実際に使って感じた効果や使い心地、操作性などをレビューしたいと思います。

“睡眠不足”と光環境の問題にフォーカスした照明ブランド「lipro」

寝る前のスマホがまぶしい、常夜灯が明るすぎて寝つけない、夜中に起きると照明で覚醒してしまう──これらの“光のストレス”が現代人の睡眠を妨げる一因となっているとも言われています。

こうした問題を解消するために登場したのが本製品。製品を手掛けているliproは、2021年に中国で誕生した照明ブランドで、“Healthy Light(健康的な光)”をコンセプトに、より健やかな生活をサポートする照明器具を展開しています。

日本にも2025年夏に上陸し、第一弾として「目に優しいシーリングライト」が発売されました。従来の一般的なLEDが青色LEDをベースに擬似的な白さを作っているのに対して、liproではソウル半導体と共同開発した光学技術によって、太陽光スペクトル再現率 94.86%、平均演色評価指数(Ra)97という、自然光に極めて近い光スペクトルを再現した照明器具を提供しているのが特徴です。

また、“RG0(リスクグループ・ゼロ)”という国際的な光学的安全性規格の認証を取得。一般的なLED照明に比べて、網膜に有害とされるブルーライトのピークを極力排除した、目にやさしく、夜に使っても脳を刺激しにくい光を実現しています。

liproの新製品「太陽光スリープライト」とは?

本製品は、そんなliproから新たに登場した睡眠用の卓上ライト。ベッドサイドに設置して、睡眠前から睡眠中、覚醒までの時間をサポートする照明器具として新たに加わったラインナップです。

↑lipro 太陽光スリープライト。本体サイズは直径10×高さ18.5cm、消費電力は3Wで、価格は15,000円(税込)
↑340mlのペットボトル(左)とのサイズ比較。本体は二回りくらい大きいです

シーリングライトと同様に、 本製品も独自の太陽光再現技術による次世代LEDを搭載し、RG0を取得しています。 そのうえで、就寝前に特化した色温度3000Kの電球色を採用。太陽が沈んだ後のような温かく落ち着いた色味で、心身をリラックスモードへと導き、睡眠を促すホルモンとされる「メラトニン」の分泌が光によって妨げられるのを防ぐ効果があるとしています。

LED光源の周りは、独自のデフューザー構造やシェードで覆われており、光をさらに穏やかに、かつ均一に拡散しているのも特徴です。

↑緩やかな丸みのあるフォルムで、内部の独自デフューザーやシェードを通して光をさらに穏やかに拡散します

また、就寝時に配慮した操作インターフェイスが採り入れられているのもポイントです。

電源のオン・オフは、本体上部の金属エリア全体をタッチするだけ。長押しすると、1~100%まで無段階で調光も可能で、直感的な操作により、暗闇でも迷わずに操作ができます。

また、2回連続でタッチすることで“おやすみモード”に設定も可能。段階的に照度を落としていき、一定の時間が過ぎると自動で電源をオフにしてくれるモードです。

↑本体上面の金属エリアの中心をタッチすることで、電源のオン・オフや、調光などの操作が行えます
↑調光は1~100%まで無段階で可能。天面のタッチエリアを長押しすることで調整できます

また、本体にはBluetoothを搭載。本体での操作は極めてシンプルですが、スマホアプリと連携することにより、より細かな設定が可能になります。たとえば、前述のおやすみモードの時間を任意で設定できるほか、時間を指定したタイマー設定や、バッテリー残量の確認なども行えます。

本製品はアプリの利用が必須ではありませんが、機能を拡張することでさらに便利に使えるようになります。

↑スマホアプリのメイン画面。バッテリー残量の確認ほか、電源のオン・オフや調光を遠隔で操作できます
↑タイマーの設定画面。オン・オフを曜日ごとに設定可能
↑おやすみモードの時間はデフォルトでは30分ですが、任意で設定できます

夜中に目覚めたときにメリットを感じるが、気になる点も

それまで使用していたシーリングライトの常夜灯の使用を止めて、本製品を使用し始めて3か月ほど。個人的に最も気に入っている点は、まぶしさを感じにくいこと。夜中に目が覚めた際に照明を点灯すると、暗闇から急に明るくなることでまぶしさがちょっとしたストレスになります。

一方、本製品の場合はまぶしさを感じません。スリープライトの自然な光は、寝ぼけ眼にとてもやさしく穏やかに覚醒をサポートしてくれます。

↑スマホアプリでは、“ナイトライト”モードの設定が可能。設定した時間内にライトを点灯させた場合の明るさを設定でき、夜中に目が覚めた際に点灯する際のまぶしさをさらに軽減できるお気に入りの機能です

また、常夜灯を点灯するのに比べて、スリープライトは演色性が高く自然で柔らかい光のため、眠りにつきやすく、再入眠もスムーズです。

寝る前のスマホ操作はできるだけ避けたいとは思うものの、どうしても使用してしまう場合は、スリープライトによって穏やかな明るさが間接的に加わることで、局所的に強く光るスマホからの光の刺激が緩和されるように感じています。

↑スマホ画面からの強い光も、スリープライトの穏やかな光を間接的に添えることで目への負担を緩和してくれる効果もあるそうです

なお、電源はバッテリー式を採用しています。コンセントの有無を問わずにどこでも気軽に使用できるのは利点ですが、連続使用時間は100%調光時で約4.5時間、50%調光時で約10時間。使い方にもよりますが、それほど長いとは言えず、毎日充電するのが現実的です。充電したまま点灯はできるものの、コードレスの意味が薄れてしまうのが少々残念なところだったりします。

↑充電はType-CのUSBケーブル方式を採用。充電中は端子の周辺のランプが点灯してわかりやすいです

睡眠時の“光”にこだわり、快眠を求める新しい生活習慣に

眠りの質が上がることで、当然ながら翌朝のコンディションが変わってきます。睡眠状態は個人差があり、ほかの要素にも左右されるため、一概に快眠につながっているかを判断するのは難しいところですが、主観として光の質が変わることによる睡眠時の快適さは確実に実感しています。

空間の邪魔をしないシンプルで洗練されたデザインも好印象。ナイトライトとしては安価なほうではありませんが、寝る前のスマホ習慣がある人や、授乳や夜中の起き上がりが多い人に加えて、“寝る前の光を整える”という新しい生活習慣を取り入れてみたい人にとって試してみる価値がある一台だと思います。

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