お得はどこ? ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのプランを解説! 「無制限+ポイ活&サブスク」全部盛りがアツい

ink_pen 2026/9/20
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お得はどこ? ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのプランを解説! 「無制限+ポイ活&サブスク」全部盛りがアツい
小川秀樹
おがわひでき
小川秀樹

編集プロダクションで編集・ライターとしてのキャリアをスタート。ビジネス、旅行、スマホ関連、著名人インタビュー記事などを幅広く制作してきました。趣味は国内外の旅行。特に東南アジアの文化を好み、タイとミャンマーには3年間の在住経験があります。

スマホのプランを選ぶ際、かつては「無制限・大容量なら大手キャリア、小容量ならサブブランドや格安SIM」という棲み分けが主流でした。しかし現在はサブブランドなどでも無制限・大容量プランが選択できるようになったことで、大手4キャリアの主戦場は単なるデータ無制限から、ポイ活や動画サブスクがセットになった「全部盛りプラン」へと移行しています。

盛りだくさんな特典はありがたい一方、これまで以上にプラン内容が複雑でわかりにくくなってしまったことも事実です。本記事では、大手4社の最新全部盛りプランの内容を解説し、今選ぶべきスマホプランの「新たな判断軸」を紐解いていきます。

dポイントの還元率アップがお得なドコモポイ活MAX

まずは、ドコモから見てみましょう。

ドコモには無制限プラン、小容量プラン、オンライン専用のahamoなどさまざまなプランがありますが、全部盛りにあたるのが「ドコモポイ活MAX」です。データ通信無制限に加えて、dポイントの高還元施策と選べる動画サブスク特典をひとつにまとめた、同社のフラッグシップと言えるプランです。

プラン名ドコモポイ活MAX
月額料金(税込)11,748円 (各種セット割適用時:最安8,448円/ポイント還元最大獲得時の実質金額:2,948円)
データ容量無制限
付帯する主な特典【エンタメ・コンテンツ】
・対象サブスク(Lemino、dアニメストア、DAZN、NBA docomo)から2つ選んで追加料金なしで利用可
【ポイ活・マネ活】
・d払い/dカード利用時のポイント還元率が+3%〜+10%アップ(月最大5,000pt還元)
【通信・通話・その他】
・ファミリー割引適用で家族間の国内通話が無料
・世界200以上の国と地域で海外データ通信が最大30GB(15日間)追加料金なしで利用可
・「docomo Starlink Direct(衛星直接通信)」対応で圏外エリアでも安心
ターゲット普段からd払い・dカードを多用し、動画サブスクもガッツリ楽しみたい人

ドコモポイ活MAXの割引前の基本料金は月額11,748円。ここに、選べる動画サブスク(DAZNやdアニメストアなど)が2つ無料で付帯するほか、海外データ通信30GB無料、Starlink衛星通信対応などの手厚い特典がパッケージされています。

↑4つのサービスから2つ無料で選択可。映画、ドラマ、アニメ、スポーツなど幅広くフォローできる

月1万円オーバーと高く感じますが、各種割引を適用させると合計で3,300円割引となり、月額は8,448円まで下がります。割引の内訳は家族でドコモを利用する「みんなドコモ割」(3回線以上で-1,210円)や、光回線とのセット割「ドコモ光セット割」(-1,210円)などがあるため、まずはどの程度割引を適用できそうかチェックすることをおすすめします。

そして、本プランの大きな特徴が、dポイントの還元率アップです。具体的には、d払い/dカードでの決済時に通常還元に加えて+3~10%(カード種別により異なる)が上乗せされる仕組みになっています。なお、上乗せされるdポイントは期間・用途限定で5,000ptが月間上限です。

各種割引(最大3,300円)と、dポイントの上乗せ分(最大5,000pt)を最大限適用することで、月額は実質2,948円にまで下げることが可能です。

※11,748円から割引分の3,300円と上乗せの5,000ptを引くと3,448円ですが、「ポイントは税抜価格から差し引かれる」というルールのため、実質2,948円となります。

・注意すべきポイント

公式ページなどで打ち出されている「実質2,948円〜」という価格は、家族割や光回線セット割などの割引を上限まで適用した上で、さらに毎月のdポイント還元上限(5,000pt)まで獲得した場合の試算である点には注意が必要です。

ドコモ経済圏にどっぷり浸かるスタイルでないと、サブスク特典などがあってもトータルで割高になる可能性が高くなります。

・その他プランの概要

ドコモMAXドコモポイ活MAXからポイ活(dポイント高還元)部分を省いた無制限プラン。サブスク2種付帯はあり。

ドコモmini:使ったデータ量に応じて選べる4GB/10GBの小容量プラン。

金融系サービスでの特典がうれしいauバリューリンク マネ活2

続いて、auを見てみましょう。

auにも標準的な無制限プラン「使い放題MAX+」や小容量プランなど複数の選択肢がありますが、通信・エンタメ・金融特典をすべて詰め込んだ同社の最上位フラッグシップと言えるのが「auバリューリンク マネ活2」です。

プラン名auバリューリンク マネ活2
月額料金(税込)9,328円 (auスマートバリュー適用時:8,228円/各種還元最大獲得時の実質:3,528円〜)
データ容量無制限
付帯する主な特典【エンタメ・コンテンツ】
・「Pontaパス」が追加料金なしで利用可能(各種クーポン/指定動画・アニメなどの限定見放題)
・「サブスクぷらすポイント」で対象サブスクの還元率アップ
【ポイ活・マネ活】
・通信料支払い+口座設定で毎月最大1,650円還元(現金)
・au PAY/au PAY カード利用で最大2,500pt還元(Pontaポイント)
・auじぶん銀行の預金残高に応じて毎月最大550円還元(現金)
【通信・通話・その他】
・家族割適用で家族間の国内通話が無料
・「au海外放題」で海外データ通信が毎月15日分追加料金なし
・「au Starlink Direct(衛星直接通信)」対応で圏外エリアでも安心
ターゲットau PAY カードやauじぶん銀行など、auの金融圏をフル活用したい人

auバリューリンク マネ活2の割引前の基本料金は月額9,328円。このプランには、各種特典を受けられる「Pontaパス」をはじめ、海外15日分無料やStarlink衛星通信対応などがセットになっています。

ユニークなのがPontaパスの存在でしょう。特典の内容は多岐にわたり、ローソンの無料・割引クーポンの付与、動画サブスク「TELASA」の一部動画見放題、電子書籍や音楽サービス使い放題など、さまざまなお得な特典が受けられるサービスです。

↑Pontaパスは通常で加入すると月額548円。ウイルス対策アプリなども含まれるお得なサービスだ

そして、本プラン最大の強みとなるのが「auじぶん銀行」や「au PAY カード」と連動したキャッシュバック&ポイント還元です。

  1. 通信料お支払い特典:au PAY カードで料金を払い、引き落とし先をauじぶん銀行に指定すると毎月1,650円還元(現金)
  1. お買い物特典:au PAYやカードでの決済時に最大5%還元(月最大2,500pt獲得)
  1. 銀行あずけて特典:auじぶん銀行に50万円以上を預金すると毎月550円還元

これら3つの金融特典(合計最大4,700円相当)をフル活用することで、月額の実質負担を最安3,528円まで引き下げることが可能という仕組みになっています。

・注意すべきポイント

本プランの割引システムには若干注意が必要です。こちらはauのほかのプランとは異なり、「家族割プラス」や「au PAY カードお支払い割」による割引の対象外。基本料金から直接引かれるのは固定回線セット割の「auスマートバリュー(-1,100円)」のみのため、毎月の請求額は最安でも8,228円止まりとなります。

また、還元上限まで受け取るには「au PAY ゴールドカード(年会費11,000円)」の保有や「auじぶん銀行への50万円以上の預金」が条件となることにも注意が必要です。クレカ発行や口座開設を含め、auの金融圏にどっぷり足を踏み入れることが前提の設計と言えます。

さらに、付帯するPontaパスの動画特典はTELASAの一部指定作品に限られることも押さえておきましょう。「動画サブスクを思う存分楽しみたい」という場合は、後述の専用エンタメパックを検討するのがおすすめです。

・その他プランの概要

auバリューリンクプラン:マネ活(金融特典)を省き、通信無制限+Pontaパスなどに絞ったプラン。

使い放題MAX+:Pontaパスや金融特典を省いた、標準的な無制限プラン。

・エンタメパック系(Netflixパック (P)/ALL STARパックなど):マネ活2使い放題MAX+をベースに、NetflixやTELASA、DAZNなどのサブスクをセットにした派生プラン。特定サブスクをヘビー利用したい人向け。

スマホミニプラン+:使ったデータ量に応じて段階的に料金が決まる小容量プラン。

PayPayポイントの還元が大きいソフトバンクのペイトク2

続いて、ソフトバンクを見てみましょう。

一般的な無制限プラン「テイガク無制限」や小容量プランなど複数の選択肢がありますが、同社の最新フラッグシップと言えるのが「ペイトク2」です。ここまでの2社とは異なり、PayPayを使ったポイ活がメインのプランとなっています。

プラン名ペイトク2
月額料金(税込)10,538円 (割引適用時:7,678円〜7,898円/還元最大獲得時の実質:3,678円〜)
データ容量無制限(※テザリングなどは合計200GBまで)
付帯する主な特典【ポイ活・還元】
・PayPay決済時の還元率がアップ(通常カード:+5%/上限3,000pt、ゴールド:+10%/上限4,000pt)
【通信・その他】
・海外でのデータ通信が毎月無制限で追加料金なし
・「Starlink Direct(衛星直接通信)」対応
・混雑時の「Fast Access」対応
・LYPプレミアム特典付帯
・YouTube Premium Lite 1年間無料
ターゲット普段の買い物をPayPay中心で行っており、特にPayPayカード ゴールドを保有・活用している人

ペイトク2の基本料金は月額10,538円。各種割引(新みんな家族割・おうち割 光セット・PayPayカード割)をフル適用することで、毎月の請求額は7,678円(ゴールドカード保有時)または7,898円(通常カード保有時)まで下がります。

本プランの柱となるのは、PayPayのポイント還元です。カードの種類によって還元条件が大きく変わり、標準カードでは+5%(月上限3,000pt)、PayPayカード ゴールド保有者であれば+10%(月上限4,000pt)が上乗せ還元されます。

ゴールドカード保有者の場合、各種割引をすべて適用したうえで、PayPayポイントを上限の4,000ptに到達させれば、月額料金を実質3,678円相当まで抑えることができます。

通信面は、海外データ通信無制限やStarlink衛星通信、混雑時の優先通信(Fast Access)などが手厚くそろえられている印象です。

↑アメリカ・ハワイではデータ通信無料に加え、通話も無料になるサービス「アメリカ放題」も使える

・注意すべきポイント

最大のポイントは、本プランが「ポイ活特化型」であり、他社のようなエンタメ特典が含まれていない点。付帯する「YouTube Premium Lite」の無料提供はあくまで1年間限定のお試し特典にとどまり、プラン契約中はずっとサブスクが無料になるドコモやauのような設計ではありません。

また、ポイ活の還元効率がカードの種類に大きく左右されることも要注意です。ゴールドカード(+10%)なら月4万円の決済で上限の4,000ptに届きますが、通常カード(+5%)の場合は月6万円の決済が必要になり、還元上限も3,000ptに下がります。

本プランの恩恵をフルに受けるには、PayPayカード ゴールド(年会費11,000円)の保有と毎月一定額以上のPayPay決済が必要になると覚えておきましょう。

・その他プランの概要

テイガク無制限:PayPay還元アップ特典を省いた、標準的な通信無制限プラン。PayPayの利用頻度が低い人はこちらが割安。

ミニフィット2:使ったデータ量に応じて段階的に料金が決まる小容量プラン。

楽天経済圏のお得さと豊富なエンタメがうれしいRakuten最強U-NEXT

最後は、楽天モバイルです。

これまで段階制の「Rakuten最強プラン」1本で勝負してきた同社ですが、新たに動画配信サービスU-NEXTと手を組んだ「Rakuten最強U-NEXTを2025年10月から投入しました。現在はこちらが「全部盛りプラン」にあたり、従来のRakuten最強プランと合わせた二本柱の展開となっています。

プラン名Rakuten最強U-NEXT
月額料金(税込)4,378円 (最強家族プログラム適用時:4,268円/子ども・青春・シニア向け各種プログラムあり)
データ容量無制限(段階制ではなく定額制)
付帯する主な特典【エンタメ・コンテンツ】
・U-NEXT見放題(映画・ドラマ・アニメ・雑誌読み放題)
・パ・リーグ Special、Rakuten Music、Rakuten Magazine付帯(追加料金ゼロ円、利用時間などに上限あり)
【ポイ活・マネ活】
・SPU(楽天市場のポイント還元率)が毎日全員5倍
・楽天銀行の円普通預金金利が年+0.10%(税引前)
【通信・通話・その他】
・「Rakuten Link」アプリ利用で国内通話無料
・クラウドストレージ「Rakuten Drive」50GB無料
・海外指定国・地域でも月2GBまで追加設定なしでそのまま使える
ターゲット通信無制限と豊富なエンタメ特典・楽天経済圏のお得をまるごと享受したい人

Rakuten最強U-NEXTの割引前の基本料金は月額4,378円と他社と比較しても格安。この金額でデータ容量無制限に加え、単体で加入すると月額2,189円かかるU-NEXTの見放題が付帯していることを考えると、非常にコスパに優れたプランと言えます。

さらに本プランの魅力として、基本のRakuten最強プランで提供されている手厚い特典がすべてそのまま適用される点にあります。

楽天市場での買い物が毎日ポイント5倍になるSPUアップや、楽天銀行の金利優遇、さらには「Rakuten Link」を使った国内通話無料や追加設定不要の海外利用までカバー。また、楽天の自社サブスク(パ・リーグ SpecialやRakuten musicなど)が追加料金0円で楽しめるなど、盛りだくさんの特典となっています。

↑Rakuten最強プランの特典はここでは書ききれないほど豊富。サブスクのポイント還元なども含まれる

・注意すべきポイント

通常のRakuten最強プランと異なり、使わなかった月でも料金が下がらない定額制であることには要注意です。

また、U-NEXT単体契約時に付与される毎月1,200円分のU-NEXTポイント(最新映画のレンタルや漫画・書籍の購入に使えるポイント)がつかない点も押さえておきましょう。

・その他プランの概要

Rakuten最強プラン:U-NEXTが付帯しない、使ったデータ量に応じて月額1,078円〜3,278円(税込)で自動変動するプラン。SPUアップなど各種特典はそのまま。

通信費+ポイ活/サブスクをセットで考える時代へ

かつてのスマホプラン選びは「データ通信量が何GB必要か」が主な基準でした。しかし、無制限通信が一般的となった現在では、「自分がどの経済圏に属しているか」、ポイント還元やエンタメなどの「どのような特典を求めているか」が新たな判断軸となっています。

一見すると高額に見えるプランであっても、実際の内訳を計算してみると実質的なお得度が高いケースが少なくありません。

たとえばRakuten最強U-NEXT(月額4,378円)の場合、本来であればRakuten最強プラン(3,278円)と「U-NEXT単体契約(2,189円)」で合計5,467円かかるところを、毎月1,089円抑えられる計算になります(U-NEXTポイント付与はなし)。

個別契約していたサブスク代金をプラン側に吸収させることで、トータルの固定費を削ることができる好例と言えます。

毎月支払っている「スマホ代」と、個別に契約している「動画サブスク代」や「ポイ活の還元率」を全体で捉え直し、家計の最適化を図ってみてはいかがでしょうか。

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