ゲーム&ホビー
2017/6/4 14:00

結局、脳トレにはアナログゲームがいい! 「頭を柔らかく」するアナゲー3選

勝つために戦略性や直感的思考が求められるボードゲームは、プレイするほどに脳を刺激。論理的思考やひらめき力を鍛えてくれます。ここでは、老若男女を問わず、楽しみながら「まなべる」アナゲーをセレクト。ゲームマスターあだち先生の解説とともに紹介します。

 

名づけには“大喜利”的センスが求められる

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すごろくや
ナンジャモンジャ・ミドリ
実売価格1400円
対象年齢4歳以上
プレイ人数2~6人
プレイ時間約15分

カードに描かれた謎の生物「ナンジャモンジャ」に即興で命名し、山札からカードをめくってそれが現れたら名前をコール。最も早く正解した人がカードをゲットし、多く集めたプレイヤーが勝ちとなります。ルールが明快で老若男女を問わず楽しめます。

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「ナンジャモンジャ」は全部で12種類(各5枚)。子どもが親しみやすい、カラフルでポップなキャラクターデザインが魅力です。

 

思わず笑ってしまうような名前をつけるのが楽しい

「札がめくられたらすぐ反応しなくてはならないので、記憶力と瞬発力は必要。思わず笑ってしまうような名前をつけるのも醍醐味なので、“大喜利”のセンスも鍛えられます」(あだち先生)

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丸いピンクの頭から、ゼンマイのような毛がたくさん生えている「ナンジャモンジャ」。どんな名前をつけますか?

 

先の展開を読みながら 駆け引きを楽しめる

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マテル
ブロックス
実売価格1663円
対象年齢7歳以上
プレイ人数2~4人
プレイ時間15~20分

形状の異なる21個のピースをプレイヤーが順にボードへ置いていき、最後に残ったピースのマス数が最も少ない人が勝ちとなる戦略ゲーム。手持ちのピースの形状とボードの状況を見ながら、対戦相手との駆け引きを楽しめます。最大4人で4色のピースをそれぞれ使用してプレイ。

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四隅にそれぞれのピースをセットしてゲームスタート。同じ色のピースの「角」がつながるように置いていく。同色の「辺」が重なるのはNGです。

 

先の展開を読む力に加えて「決断力」も問われる!

「将棋やリバーシなどと同じく、先の展開を読んで最適な手を考える力が鍛えられるゲーム。序盤はピースを置ける場が多くあるため、決断力も重要です」(あだち先生)

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様々な形状のピースを、空いているマスへ巧みに埋めていく。空間認識能力も問われるゲームです。

 

限られたヒントから隠れた数字を予想して当てる推理ゲーム

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学研プラス
アルゴ
実売価格1500円
対象年齢6歳以上
プレイ人数1~4人
プレイ時間約20分

伏せられたカードに書かれた数字を推理して当てるゲーム。カードには0~11のどれかが書かれています。左から小さい順に並べるルールや、進めるうちにわかる条件をヒントに予想し、相手のカードをすべて当てると勝ち。

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数字は左から小さい順に並べるルール。黒と白の数字が同じときは黒を左となります。付属のチップを使って点数をやり取りします。

 

ロジカルな数学的思考のトレーニングになる!

「ロジカルな数学的思考のトレーニングができるゲーム。何度も繰り返し遊ぶことで、『アハ体験』を得られます。2人でプレイするのがオススメです」(あだち先生)

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キーとなる数字の開示で連続的に数字が判明することも。推理のトライ&エラーで真実を目指します!

 

【解説してくれた人】

ゲームマスターあだち先生

「あだちのYEAH!!!」代表取締役。アナログゲームの素晴らしい世界を多くの人に伝えるための活動を行う。