フィリップス・ジャパンは6月3日、電動シェーバーのフラッグシップシリーズの新モデル「i9000 プレステージ ウルトラ XP9406/40」の発売を発表しました。
製品は発売済で、実売価格は8万598円(税込)。

今回の新モデルは、肌の下−0.08mmの深剃り性能を継承しながら、新たにフェイシャルケアブラシやボディーグルーマーアタッチメントを追加。
顔だけでなく、全身のグルーミングまで1台で完結できるモデルとなっています。

肌の下−0.08mmの深剃りを実現するフラッグシップモデル
ベースとなる「i9000 プレステージ ウルトラ」は、フィリップスの回転式シェービング技術を結集したフラッグシップモデルです。
最大の特徴は、ヒゲを根元から引き上げてカットする「スーパーリフト&カットテクノロジー」。1枚目のリフト刃がヒゲを持ち上げ、2枚目のカット刃が深剃りを行うことで、肌の下−0.08mmの深剃りを実現するとしています。
さらに72枚の回転刃が毎分16万5000回カットを行い、さまざまな方向に生えたヒゲを効率的に取り込みます。

ヘッド部分には従来機比で20%小型化した「360°プレシジョンフレックスヘッド」を採用。顔の凹凸に密着しやすく、アゴ下や首まわりなど剃りにくい部分の剃り残しを抑えます。
また、毎秒500回ヒゲの密度を感知する「ヒゲ密度感知システム」も搭載。ヒゲの濃さに応じて自動でパワーを調整し、濃い部分もしっかりシェービングします。
肌への配慮もフラッグシップならでは。ヘッドには「スキンプロテクションテクノロジーPro」を採用。1平方センチメートルあたり最大50万個のマイクロビーズコーティングにより、肌との摩擦を50%低減するとしています。

さらに、過圧防止センサーとシェービング動作検知センサーを搭載。シェーバーを押し付けすぎたり、動かし方が適切でなかったりすると、光のガイドがリアルタイムで色を変化させて知らせてくれます。
「3-in-1 フェイシャルケアブラシ」など多彩なアタッチメントを追加
今回の新モデルで注目したいのが、新たに追加されたアタッチメントです。
「3-in-1フェイシャルケアブラシ」は、洗浄・刺激・整肌を1台で行えるアタッチメント。波形のシリコンブラシとしなやかな毛先が皮脂や汗、汚れを除去しながら、やさしく肌を刺激します。


また、「ボディーグルーマーアタッチメント」は脇下などのデリケートな部位にも対応。丸みを帯びた刃先やスキンガードプロテクションにより、肌への負担を抑えながらボディーケアを行うことができます。
さらに、ヒゲやもみあげ、首筋のラインを整えるヒゲスタイラーアタッチメントや、鼻毛・耳毛トリマーも付属。
つまり、今回の製品はヒゲを剃るだけでなく、肌を整え、体毛をケアし、全身の身だしなみをサポートする製品へと進化しているのです。

深剃りの先にある“肌印象”へと歩を進めたモデル
発表会で同社は、メンズグルーミング市場の拡大や男性のスキンケア習慣の広がりについて説明しました。

同社が挙げたのは、3つのケアゾーン「Face」「Skin」「Body」に対するニーズ。
たとえば、「Face」なら青ヒゲ対策をして清潔感のある肌印象にしたい、「Skin」なら健康的でクリアな肌に見せたい、「Body」ならムダ毛が対策をして全身の清潔感を保ちたい……など。
美容意識の高まりとともに、清潔感・肌印象・全身ケアまで、男性のセルフケアはより広範囲に拡張しているというのです。
また、同社は従来の価値を「深剃り」と表現する一方、新たな価値として「肌印象」を挙げました。つまり、「どれだけ深く剃れるか」だけではなく、「人にどのような印象を与えるか」という点まで含めて提案しているわけですね。

すべてのアタッチメントを毎日使うわけではないと思いますが、思い立ったとき、「Face」「Skin」「Body」が1台でケアできるのはうれしいところ。
そして、深剃り性能を追求してきた同社が、その先にある肌印象や身だしなみ全体へと歩を進めた点が興味深いですね。
従来はスキンケアや脱毛といえば、「特別に関心の高い人のもの」あるいは「人に話したくないもの」というイメージがありました。しかし最近では、これらを習慣化し、積極的に情報交換を行う男性も珍しくありません。
もはや、肌や体毛を整えることは、ファッションや運動と同様、自己表現や自己管理の一部として捉えられ始めているのかも。今回の製品は、そんな価値観の変化を象徴する製品といえるでしょう。
