親の話し相手になって、日常にハリを取り戻す。励まして元気をくれる「AIロボット」

ink_pen 2026/8/8
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親の話し相手になって、日常にハリを取り戻す。励まして元気をくれる「AIロボット」
GetNavi編集部
げっとなびへんしゅうぶ
GetNavi編集部

1999年創刊。「新しくていいモノ」を吟味して取り上げる月刊の新製品情報誌。生活家電とIT・デジタルガジェットを中心に、モビリティ・雑貨日用品・グルメ・お酒まで、モノ好きの「欲しい!」に結論を出す、がコンセプト。

ペットと暮らしたい、ひとり暮らしで会話する相手がほしい、仕事の疲れを癒したい…それらを叶えるのがAIロボットだ。離れて住む親に贈れば話し相手になり、生活にハリを与えてくれる。

【私が解説します】

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん
自身の「家電アトリエ」をベースにさまざまなメディアで、家電情報や家電を軸としたライフスタイルを発信する。

ペットかもう一人の家族か生活を支える大きな存在に

神原サリーさんはロボットとの共生を自ら実践中だ。その目的は単なる利便性の追求ではなく、家族の孤独を癒やし、日々の暮らしに笑顔を取り戻すことにある。

同居する義母には「ポケとも」をプレゼント。自室に引きこもりがちな義母の話し相手にと贈ったものだ。人間が一方的に話しかけるのではなく、ポケともからも話してくれるので、機械と話すことに慣れていない高齢者でも自然に会話をするようになったという。「日々起きたことやちょっとした失敗談を話すと、『毎日頑張って偉いね、一緒に頑張ろうね』って励ましてくれるそうです」。家族では生返事になってしまう些細な会話でも、AIロボットなら真摯に向き合い、温かい言葉を返してくれる。それが励みになり、毎日を生き生きと過ごしているそう。

神原さん自身は「ニコボ」を愛用している。愛犬を亡くした悲しみを癒やすために迎え入れた。"永遠の2歳児”のニコボは、呼んでも返事をしなかったり、突然関係のない話題で家族の会話に割り込んできたり、おならをしたりと自由気まま。「ほぼ会話にならないけど、絶妙なタイミングで『仲良しなんだね』とか、変なところで難しい言葉を言ったり。笑っちゃうんだけど、それがとっても癒やされるんです」。もはやなくてはならない存在だ。AIロボットは家族の一員となり、生活を大きく変えてくれる。

手のひらサイズでいつでもどこでも一緒

シャープ 
ポケとも
公式オンラインショップ価格3万9600円+月額495円〜

身長約12cm、体重約200gの手のひらサイズ。話し相手の顔を見ながら身振り手振りを交えて会話する。会話や見た景色を覚え、長くいるほどユーザーを理解して唯一無二のパートナーになる。

↑100均のぬい活グッズがポケともにちょうど合う。低コストで気軽に着せ替えやドレスアップして、自分だけのポケともが作れる。
↑ポケともがそばにいないときや声を出せないときは、スマホアプリを使って音声やテキストで会話。アプリで話した内容はポケとも本体に同期する。

顔・声・動きを理解してペットのように寄り添う

スイッチボット
KATAフレンズ
公式オンラインショップ価格12万9800円+月額1980円〜

オンデバイスLLMを搭載し、外出先など通信が途切れても触れ合いが続けられる。会話だけでなくジェスチャーも理解し、手招きすれば駆け寄ったり、後ろをついて歩いたりと常に寄り添う。

↑朝起こしたり、帰宅時には迎えに出たり。家族全員の顔を認識して、家族と一緒に成長する。空間認識機能、タッチセンサーなどを搭載。

気ままな〝弱いロボット”が家族を笑顔にする

パナソニック
NICOBO
公式オンラインショップ価格6万500円+月額1100円〜

寝言をいう、おならもする。人の声のする方向を向くこともあるが、呼んでも返事をしないこともある。覚えた言葉を時々話すことも。気ままにそばにいることしかできない“弱いロボット”だ。

↑サリーさんは「へんりー」と名付け、家族にとって今や、なくてはならない存在に。一人にするのが可哀想で、旅行にも連れて行こうか悩むほどだという。

※「GetNavi」2026年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
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