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2023/5/19 10:30

茅島みずき&田鍋梨々花「眠そうな私(茅島)の写真がよく送られてきました。それがブームだったよね」ドラマ『対ありでした。〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜』

NTTドコモによる新しい映像配信サービス「Lemino(レミノ)」オリジナルドラマとして、対戦型格闘ゲームに熱中するお嬢様学校の女子生徒たちを描いたマンガ『対ありでした。〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜』が実写化。5月19日(金)より配信スタートします。メインキャラクターの綾と美緒を演じた茅島みずきさんと田鍋梨々花さんは、この作品で格闘ゲーム初挑戦。最初はボタンを押すのも大変だったという練習のことなど、仲良しトークで展開してくれました。

 

(写真右)茅島みずき●かやしま・みずき…2004年7月6日生まれ、長崎県出身。「アミューズ 全県全員面接オーディション2017年〜九州・沖縄編〜」でグランプリを受賞し、芸能界入り。現在放送中の『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』(TBS/MBS)に出演中。7月7日(金)公開の映画「交換ウソ日記」にも出演している。公式HPInstagram(写真左)田鍋梨々花●たなべ・りりか…2003年12月24日生まれ。千葉県出身。2016年に開催された「ミスセブンティーン」のグランプリに選ばれ、同年10月より同誌専属モデルに。ドラマ『コード・ブルー-ドクターヘリ救命救急』などに出演。今後の待機作に、6月2日(金)スタートの連続ドラマW-30「ドロップ」(WOWOW)がある。公式HPTwitterInstagram

【茅島みずきさんと田鍋梨々花さん撮り下ろし写真】

「この技出したい!」って欲が出てきて、みんなに負けたくないと思ってやるように(田鍋)

──格闘ゲームはやったことありました?

 

茅島 ないです。出演することが決まってからみんなで練習しました。アケコン(アーケードコントローラー)も初めて見たので、どうやって持つのか全く分からなくて。ゲームを家に持ち帰ってひたすら練習していました。

 

田鍋 私も初めてでした。私もアケコンに触ったことがなかったので、同時に両手の指を動かして操作するのも慣れませんでした。

 

──ドラマのために練習して、今後ハマリそうな感じはありましたか?

 

茅島 はい。私はもともとすごくゲームが好きでいろんなゲームをしますが、格闘ゲームはすごく難しくて、ボタンをちょっと押し間違えると技が出ないんですよね。だから最初は楽しいと思うより難し過ぎて、「これ、私にできるかな」って不安が大きかったんです。でも少しずつ技を出せるようになったら楽しくなってきました。

 

田鍋 そうだね。慣れてくると「この技出したい!」って欲が出てきて、みんなに負けたくないと思ってやるようになりました。

 

──初めてとは思えない指さばきでした。練習は、お家にゲームを持ち帰ってひたすら正しいボタンの位置に指を押すって感じだったのでしょうか。

 

茅島田鍋 そうですね(笑)。

 

茅島 指導してくださる方がいらっしゃったので、まずみんなで自分が握りやすい持ち方をいろいろ試して、持ち方を決めました。技の一覧表があったよね。

 

田鍋 そう、技が書いてある紙をいただきました。

 

茅島 「このボタンを押せば、この技が出ます」って書いてある一覧がありました。

 

田鍋 「ストリートV(STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION)」の使うキャラによって技の出し方が全部違うんですよね。

 

普段とゲームをしているときの興奮した感じのギャップを出せたら(茅島)

──なるほど。登場人物の使うキャラが違うから、キャスト間で「この技の出し方を教えて」ってことができないわけですね。

 

田鍋 そう、できないんです。

 

茅島 その技の一覧を見ながら、自分が使うキャラのこの技を出さなきゃ! と思いながら、それぞれ家で練習していました。

 

田鍋 適当にコントローラーを動かすのではなく、ゲーム画面に合わせないといけなかったんです。技を出していないときはボタンを押さないとか、そういう細かい部分まで気を付けながら撮影していたのですごく難しかったです。

 

──ということは、技が出せるようになるとうれしい気持ちになったのでは?

 

田鍋 なりました。私が演じた美緒は、当たり前のようにたくさんの技を出すので、ぎこちない手付きをしちゃいけないなと思って、自然に見えればいいなと思っていました。

 

茅島 私もそうでした。綾はゲーム愛がすごく強い子なんです。でもメインキャラクター4人の中では一番周りが見えているキャラなので、普段とゲームをしているときの興奮した感じのギャップを出せたらいいなと思って。ゲームをしているときはすごく早口になるので、オタク要素を出せるように演じていました。

 

──周りが見えている綾に対し、美緒はゲームしているときは常にハイテンションでした。演じる上で意識したことはありましたか?

 

田鍋 美緒は狂っているぐらいゲームが好きなので自分の世界に入り込んでいる表情を意識しました。ゲームをしているとき以外も白目を剥いたりすごく表情豊かなので、素直に感情が顔に出る人物として表現しました。

 

現場で見てすごいなって思いました。完璧にすらすら言うから(田鍋)

──ゲームの専門用語がたくさん出てくるので、画面に解説が出てきてとてもありがたかったのですが、演じていらっしゃるみなさんはセリフを覚えるのが大変だったろうなと思いました。

 

茅島 すごく大変でした!

 

田鍋 そうだよね。綾が一番ゲーム用語を言っていたもんね。

 

茅島 私は美緒が毎日泣いて叫んで、感情を出すのがすごく大変そうだなって思って見ていて(笑)。それに対して私はひたすらゲーム用語を早口でしゃべることが多かったので、イントネーションはこれで合っているんだろうかとか、セリフに出てくるゲーム用語を調べるところから始まりました。普段使わない言葉なので、覚えるのも時間がかかりましたね。

(C)NTT DOCOMO,INC.

 

──イントネーションはどうやって調べたんですか。

 

茅島 ゲーム指導の先生に「このイントネーションで合っていますか?」って聞いたりしました。事前に調べて撮影に臨みましたね。

 

田鍋 でも現場で見てすごいなって思いました。そう言いながら、完璧にすらすら言うから。初めて聞く単語が多すぎるのに、自分の言葉みたいに言っていました。

 

違ったりりちゃんが見られてすごくよかった。また仲が深まった気がしました(笑)(茅島)

──一方、田鍋さんは茅島さんもおっしゃったようにずっとハイテンションでいるのが大変そうだなと思いました。

 

田鍋 美緒は今ゲームがやりたいと思ったら絶対にやりたいし、思い通りにならないと泣いちゃうような、本当に小学生みたいな子だったので、感情の起伏をちゃんと表に出せたらなと思いながら演じていました。私自身は自分の気持ちのスイッチを入れないと自然とできないタイプで。「テンションを上げないと!」と思わないとできないので、感情のスイッチを入れるように1回1回意識して演じていました。

 

茅島 それが本読みのときからすごく大変そうでした。1人で怒って泣いているので、みんなで「本当に大変だよね。のど枯れそうだよね」って心配しながら見ていました。

(C)NTT DOCOMO,INC.

 

──お2人は2回目の共演になりますが、最初に共演したときとお互いの印象は変わりました?

 

茅島 最初に共演したときに仲良くなりましたし、楽しい思い出がたくさんあるんですけど、りりちゃんは何を考えているか分からない、ミステリアスな部分があるって、その時共演したみんなに言われていたんです。今回の現場では、また違ったりりちゃんが見られてすごくよかったです。より仲が深まった気がしました(笑)。最初に共演したときはクールな印象だったのに、明るい一面をたくさん知りました。

 

田鍋 2人とも雑誌セブンティーンの専属モデルで、撮影で会うことはあったんですけど、そこまでしっかり一緒に撮影したことがなくて。私もみずきちゃんに対してすごくクールで大人っぽい印象があったんですが、お話しているとすごくギャップがありました。現場で、4人(茅島、田鍋、池田朱那、永瀬莉子のチーム白百合役の4人)でいると妹キャラで、かわいらしいんですよね。よく話してみないと分からない一面を今回のドラマを通して知ることができたので、私もすごくうれしかったです。

 

日課みたいになっていて、朝その写真を見て笑うと元気になれる(田鍋)

──ここからはモノやコトについてのお話をお聞かせください。今、ご自分の中で熱いモノを教えてください。

 

田鍋 「おいせさんお浄め塩スプレー」はいつも持っていて、自宅には絶対ストックがあります。何回リピートしたか分からないくらい。ずっと同じ場所で撮影していたりすると、なんかこうリフレッシュしたいと思うことがあるんです。そういうときに振りまいたりします。お香みたいな香りなんですが、強くないので香りでリフレッシュできるんですよね。

↑田鍋さんが愛用する「おいせさんお清め塩スプレー」

 

茅島 私はイヤホンです。音楽が大好きで、音楽を聴かない日はないんです。朝移動するときに聴いて、夜は音楽を聴きながら寝るのがルーティーンです。逆に音楽を聴かないと寝られないくらい。音楽を聴きながら移動して、現場について頑張るぞって気持ちになるから、イヤホンを忘れたら絶対に取りに戻ります。

↑茅島さんが愛用するイヤホン

 

──「対ありでした。」の現場でチーム白百合の4人が集まったときに流行っていたモノや盛り上がった話題はありましたか?

 

茅島 写真じゃない?

 

田鍋 そうだね、写真だ(笑)。

 

茅島 私は朝に弱いので、なかなか目覚めなくて寝起きの顔のままになっていることが多いんです。撮影が始まる頃にはちゃんと起きているんですけど、それまでの待ち時間にすごく眠い顔していたんでしょうね(笑)。

 

田鍋 朝こっそり写真を撮っていました。パシャって(笑)。

 

茅島 私は気づいていなかったんですよね。

 

田鍋 その写真を後で見せたり、4人のトーク部屋に送ったりしました。「朝、おにぎりを持ちながら寝てたよ」とか。

 

茅島 眠そうな私の写真がよく送られてきました。それがブームだったよね。

 

田鍋 うん、ブームだった。日課みたいになっていて、朝その写真を見て笑うと元気になれるんです。

 

茅島 多分きっかけは永瀬莉子ちゃんで、私の朝の顔がすごく好きっぽくて、その写真を見てすごく幸せそうに笑うんです。それで笑ってくれるならいいかなって思いました(笑)。今ではスタンプ代わりにその写真を使って、「ごはん行こうよ」ってみんなを誘ったりしています。

 

 

(C)NTT DOCOMO,INC.

Leminoオリジナルドラマ「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」

2023年5月19日(金)12:00~
(※最新話の配信開始から1週間は無料視聴可能)

出演:茅島みずき、田鍋梨々花、池田朱那/永瀬莉子
監督:大内田龍馬
原案:江島絵理『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』 (MFコミックスフラッパーシリーズ/KADOKAWA刊)
番組配信ページ: https://bit.ly/3LwbyJk

(STORY)
国内屈指のお嬢さま学校「黒美女子学院高等学校」に入学した深月綾(茅島)は、校内一注目を集め、“白百合さま”と羨望される美緒(田鍋)が、誰もいない教室で熱く格闘ゲームに興じる姿を目撃してしまう。お嬢さま学校でゲームは決して許されない行為……固く口止めされた綾だったが、美緒に同じ格ゲーマーだとバレてしまい、対戦を望まれてしまう!?

 

【Leminoオリジナルドラマ「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」よりシーン写真】

(C)NTT DOCOMO,INC.

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/SAKURA(まきうらオフィス)(茅島)、中軍裕美子(田鍋) スタイリスト/平松彩霞(茅島)、黒崎 彩(Linx)(田鍋)