クルマを走らせながら充電できる便利さで人気急上昇中の「走行充電器」。クルマのバッテリーから、ポータブル電源を急速充電できる機器だ。その仕組みとメリット、オススメ機器を紹介しよう。
ポタ電を無駄なく高速充電しバッテリー上がりも防ぐ
ポータブル電源(ポタ電)とは、家庭用ACコンセントやUSB充電端子を備えたバッテリーのこと。家電製品を使える出力と容量を持つため、アウトドアや災害対策用に重宝されている。
そのポタ電を、クルマに搭載してカーバッテリーから充電できる機器が「走行充電器」だ。シガーライターソケットの数倍~十数倍の早さで充電できるため、キャンプに出かける朝に空だったポタ電を、現地に着く頃には満タンにできるという便利さがある。
製品によっては、ポタ電からカーバッテリーへの「逆充電」も可能。走行中の発電でポタ電を充電しておき、長い間クルマに乗らない場合はポタ電から充電してバッテリーあがりを防ぐ、といった使い方ができるのだ。

接続方法はコレ

【最大出力1000W】シガーソケット充電と比較して約10倍の大出力で充電

エコフロー
EcoFlow Alternator Charger Plus 1000
9万9000円
わずか1時間の走行で約1000Whの充電が可能(現在主流のスマホのバッテリー容量が20Wh程度)。変換ケーブルを使うことで、一部の他社製ポタ電も使用できる。保護等級はIP4X(直径1.0mm以上は内部に侵入しない)を誇る。
SPEC ●車載バッテリー入力:12V/24V、最大45A●車載バッテリー出力:24V⎓/40V-60V⎓, 最大20A、最大1000W●サイズ/質量:W276×H187×D38mm/約1.7kg

【最大出力】1200W走行&ソーラー充電で急速充電しクルマに逆充電も可能

ブルーティ
BLUETTI Chager 2
13万1600円
ソーラーパネルからの充電や、カーバッテリーへの充電(寿命を縮めにくいトリクル充電)が可能。他社のポタ電にも95%以上対応する。過電圧・過電流・冷却保護などで、接続したカーバッテリーやポタ電を破損から守る。
SPEC ●車載バッテリー入力/出力/12.8V – 62.5A、25.6V – 31.3A、最大800W●ソーラー入力:13V~50V – 20A、最大600W●サイズ/質量:W265×H169×D69.7mm/1.59kg

【最大出力600W】動作音が40dB未満と静かで運転音が気にならない

ジャクリ
Jackery Drive Charger600W
6万6000円
カーバッテリーの電圧を検知して充電をスマート制御。電圧が低い場合や停車中にはポタ電への充電を中止してくれる。保護等級はIP40。ソーラーパネル接続やスマホ操作には対応しないが、実売価格の安さも魅力だ。
SPEC ●車載バッテリー入力:DC入力11.8V-32V、60A●車載バッテリー出力:50V 最大12A、最大600W●サイズ/質量:W259×H154.5×D39.3mm/約1.6kg ↑コンパクト・軽量サイズなので、荷物の多いラゲッジスペースにも無理なく設置できる。低騒音なので車内を静穏に保てるのも魅力。

※「GetNavi」2026年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
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