早割にも注目。LiberNovoが電動バックレスト内蔵のエルゴノミクスチェア「Omni Pro」など3製品を発表

ink_pen 2026/6/5
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早割にも注目。LiberNovoが電動バックレスト内蔵のエルゴノミクスチェア「Omni Pro」など3製品を発表
鈴木博之
すずきひろゆき
鈴木博之

フリーランスエディター/ライター。これまでさまざまなジャンルの雑誌編集に携わり独立。現在はモビリティやガジェット、ライフスタイル分野を中心に雑誌・Web媒体で取材・執筆を行う。メーカー発表会や現地取材をもとに、プロダクトの背景や開発ストーリーを掘り下げた記事を得意とする。

電動機構を備えたエルゴノミクスチェアで注目を集める香港のメーカー・LIBERNOVO HK CO., LIMITEDが、2026年5月に渋谷でLiberNovo(リベルノヴォ)の新製品発表会を開催しました。発表したのは「LiberNovo Omni Pro」「LiberNovo Omni SE」「LiberNovo Maxis-Airflow」の3モデルです。

同社は2023年に設立され、創業メンバーにはドローンメーカーのDJIやロボット家電ブランドNarwalなどで製品開発に携わったエンジニアが名を連ねています。「座ることが集中や創造の妨げになってはならない」という考えのもと、人の動きに自然に追従するチェアの開発を進めてきました。主力モデルのOmniは2025年に米国で発表され、先行予約では約13億円を集めるなど大きな注目を獲得。日本市場へは同年秋に参入し、発売から約2か月で売上4.6億円を達成したといいます。

↑渋谷で新製品3種と、すでに販売されているOmniが展示され座り心地を比べることができた。

電動ファン・電動ストレッチ機能を搭載した最上位機「Omni Pro」と非電動化したコスパモデル「Omni SE」

↑左がLiberNovo Omni SE、右がLiberNovo Omni Pro。電動機能の有無やファブリック、キャスターの素材が異なる。

LiberNovo Omni Proは、座面の蒸れを防ぐAirflowモードを搭載した最上位モデルです。毎分4,000回転の吸気式電動ファンが強力なシートベンチレーションを可能にし、不快な蒸れや熱を素早く排出。センサー内蔵により離席すると自動でファンが停止するほか、動作モードが2つあり、低フローモードでは24時間連続稼働できます。

さらに、デンマークのGabriel Atlantic社が開発する高品質生地を採用することで、柔らかい手触りと通気性を実現しています。ファンによる換気機能は夏場には効果を発揮しそうですが、実際の静音性や長時間使用時の快適性は気になるところです。

↑「フレックスフィットバックレスト」の形状は似ている。
↑ヘッドレストの上下調整幅は120mm、前後調整幅は90mmで角度調整幅は37度。

Omniシリーズの特徴的な技術としては、「ダイナミックサポートシステム」があります。これは座るだけで座面やバックレストなどの各パーツが動き身体を理想の姿勢を維持。従来モデルでは4段階だったリクライニング角度は5段階(105〜160度)になり、例えばリクライニングするとアームレストも連動します。

↑電動機能のメリットは自動ストレッチがあるところが大きい。

「フレックスフィットバックレスト」は、バックレストに8つの可動パネルを配置し、14のデュアル接続ポイントで連結した構造です。さらに二重球状のブラケット、16のピボットポイントにより、座った人の脊椎形状に合わせて動いてくれます。電動ランバーサポートもあり、座った状態で調整可能です。電動機能の「Omniストレッチ」は、ボタンを押せばバックレストが自動で前後に波打つように動き、腰や背中のストレッチをサポートしつつ、座ったままでも腰と背中の緊張を解きほぐしてくれます。

座面の奥行きは45cmと48cmから選択でき、推奨身長は158〜190cm、最大耐荷重136kg。ヘッドレストやアームレストの調整範囲はかなり広く、実際に試してみても細かな体格差に対応できそうな印象を受けました。詳細な調整値も公表されていますが、いずれも従来モデルよりも調整幅が広がっており、体感としては自分に合わせやすいと感じるレベルです。バッテリー容量は3,000mAhで、高耐久アルミ合金キャスターベースと、床を傷つけにくいダンパー内蔵型静音キャスターを採用。価格は229,000円(税込)で、早期予約による超早割特別価格では143,089円となります。6月17日より順次発送見込みです。

一方のLiberNovo Omni SEは、Omniシリーズの中でもっとも手が届きやすい価格帯を実現したエントリーモデルです。Omni Proをベースにしながらも、ソフトタッチのファブリック素材を採用し、キャスターベースはガラス繊維強化ナイロンにすることで軽量化を実現。Omni Proとの大きな違いは、電動機能を採用していないところ。ランバーサポートはロータリーノブ(手動調整)方式を採用しており、そのぶん価格を落とすことで差別化が図られています。カラーはグラファイトブラックのみ。価格は149,000円(税込)、超早割特別価格は85,859円です。こちらも発送は6月17日以降となっています。

Omni Proの機能はそのままに大柄なユーザーに向けた新シリーズ「Maxis-Airflow」

↑左がOmni Pro、右がMaxis-Airflow。カラーはそれぞれ2色展開。座面、バックレスト、アームレスト、ヘッドレストの大きさが違う。

LiberNovo Maxis-Airflowは、従来モデルではカバーしきれなかった大柄なユーザー(高身長・高体重)に向けて開発されたモデル。大柄の方でも肩がはみ出さないサイズ感と、腕を自然な姿勢で支える大型アームレスト、大型ヘッドレストを備えています。

適正身長は178〜200cm、最大耐荷重は181kg。体重のある方が勢いよくリクライニングしても、3段階のバネが衝撃を段階的に吸収するとうたいます。シートの奥行きは52cmでアームレストは前後103mm・左右400〜600mmの調整幅があります。既存モデルを単純に大型化したのではなく、バックレストやアームレスト、リクライニング機構などを専用設計したとのことです。

Omni Pro 同様に座面下にはAirFlowモードも搭載しており、ファブリックも同じものを採用。カラーはグラファイトブラックとアッシュホワイトの2色で、価格は331,800円(税込)、超早割特別価格が186,009円となります。8月10日より順次発送見込みです。

それぞれのカラーにあったフットレストも発売予定とのことで、チェア本体フレームは5年間の限定保証、モーターやバッテリーなどの電子部品に関しては2年間の限定保証が付きます。

↑ProとMaxis-Airflowには、左アームレストに電動ランバーサポートとAirflowのスイッチがある。
↑ProとMaxis-Airflowには、座面下にバッテリーが内蔵され簡単に取り出せる。

今回発表された3モデルは、それぞれ異なるユーザー層を想定した製品となっています。快適性重視のOmni Pro、価格を抑えたOmni SE、大柄なユーザー向けのMaxis-Airflowと、用途や体格に応じて選べるラインナップを揃えることで、より幅広いニーズへの対応を目指す考えです。

テレワークやハイブリッドワークの定着により、高機能チェア市場への注目も高まっています。LiberNovoが日本市場でどこまで存在感を高められるのか注目されます。

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