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2024/1/3 18:30

「レモンはレモンじゃないの?」じつはいろいろあるレモンの種類について【レモンサワーマスターへの道03】

老若男女に愛され、いまや大人気のレモンサワー。そんなレモンサワーのオーソリティである「レモンザムライ」さんを監修に迎えて、「レモンサワー」のおいしさ・楽しさ・魅力を伝える知れば知るほどおいしい! レモンサワーを楽しむ本(レモンザムライ・著/Gakken・刊)。

 

今回は本書から抜粋して「レモンの種類」について紹介していきます!

【関連記事】
これ一冊で、あなたも”レモンサワーマスター”に!『知れば知るほどおいしい! レモンサワーを楽しむ本』

 

レモンはどんな種類があるの?

「レモンは…レモンでしょ」と思われている方も多いと思いますが、レモンにもさまざまな品種があります。

 

日本で育てられているレモンの多くは「リスボン」と「ユーレカ」という2品種。「リスボン」は日本一
のレモンの産地、広島県でも多く作られていますし、愛媛県は「ユーレカ」が多いようです。

 

ほかにも広島県の『たてみち屋』さんでは「ビアフランカ」を、千葉県の『鵜殿シトラスファーム』さんでは「マイヤーレモン」を育てています。

 

最近では宮崎県などで多く栽培される「璃の香(りのか) 」という品種もあります。これは「リスボン」と宮崎県特産の「日向夏」を掛け合わせて生まれたもの。サイズも大きく、果汁が多く取れ、病気にも強いんです。なかなか店頭で見る機会はないと思いますが、もし見かけたら手にとってみてください。ちょっとレモンとは思えない大きさですよ(笑)。

 

主なレモンの種類

[リスボン]

日本では広島県などで広く栽培されており、レモンの中ではもっとも耐寒性がある品種とされています。
海外での主な産地はアメリカ合衆国・カリフォルニア州の内陸部やアルゼンチンなど。果汁が多く、酸
味が強いのが特徴で、元気に育ちやすく、ほかのレモンと比べて大きな実がつきやすい品種です。

 

[ユーレカ]

日本では愛媛県などで広く栽培されている品種。海外での主な産地はアメリカ・カリフォルニア州の太
平洋沿岸地域のほか、オーストラリア、イスラエルなどでも栽培されています。果肉は柔らかくジュー
シー、香りもあり、優れた品種として高い評価を得ています。

 

[ビアフランカ]

日本では1921 年に広島県に導入され、現在でも多く育てられている品種です。形はリスボンによく似
ており、爽やかな香りと強い酸味が特徴。「個人的には、レモンサワーにもっとも適した品種だと思い
ます」とレモンザムライさんは語ります。

 

[マイヤーレモン]

レモンとオレンジの自然交雑によって生まれた品種。オレンジに近い独特の甘みがあり、酸味が少なくま
ろやかな味わいが特徴。少し丸みのあるフォルムで日本のほか、ニュージーランドなどでも栽培されています。

 

【書籍紹介】

知れば知るほどおいしい! レモンサワーを楽しむ本

著者:レモンザムライ
発行:Gakken

レモンを使用したアルコール飲料は大人気で、現在では数多くの商品が店頭に並ぶようになっています。ビール飲料に追いつけ追い越せの勢いで増え続けています。本書では、テレビ等で話題のレモンサワーのオーソリティである「レモンザムライ」さんを監修に迎えて、そんな「レモンサワー」のおいしさ・楽しさ・魅力を伝えていきます! 自宅で美味しいレモンサワーをつくるためには? いま飲んでおきたいレモンサワーの名店とは? そもそもレモンって酸っぱいだけじゃないの? これ一冊で、レモンサワーマスターになれる! 大人気YouTuberりおレモンさん、ストロングおじさん、レモンザムライのレモンサワー缶座談会も特別収録!

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