シャークニンジャがSharkブランドの新製品発表会を開催しました。今回紹介するのは、「Shark BlastBoss コードレスブロワー」(以降BlastBoss)、軽量コードレススティッククリーナー「Shark ActiClean」(以降ActiClean)、空気清浄機「Shark BreatheClear」(以降BreatheClear)の3シリーズです。

これまでフロアケア製品を中心に展開してきたSharkですが、近年はファンやサーキュレーターなどにもカテゴリーを拡大しています。発表会では「変革の余地が残るカテゴリーへ挑戦していきたい」と、今後の方向性が示されました。
なかでも目を引いたのが、風の力でゴミや水滴を吹き飛ばす「BlastBoss」です。屋外用のイメージが強いブロワーを日常の掃除に持ち込んだ、ユニークな製品です。

落ち葉だけじゃない。「BlastBoss」で家の中も“風掃除”
BlastBossは、2026年9月25日に一般販売を開始します。発売に先駆けGREEN FUNDINGで実施したクラウドファンディングでは、支援総額3500万円、支援者数2000人を突破しました。
本体重量は約660gながら、ブーストモードでは最大約85m/sの風速を発生します。「屋内」「屋外」「ブースト」の3モードを備え、手元のレバーの押し込み具合でも風量を調整できます。

製品担当者は、「屋外用は重たく、エアダスターは広範囲の掃除には不向き」と説明。BlastBossは、その間を埋める家庭向けのブロワーとして開発されました。
さらに担当者は、アウトドア派に加え、掃除機が届かない隙間まできれいにしたい人、子育て家庭、愛車をケアする人などもターゲットに挙げ、「屋外でしか使わないと思っていたブロワーが暮らしの中へ」とアピールしました。
その言葉の通り、BlastBossが吹き飛ばすのは玄関やベランダの砂ぼこり、窓のサッシ、家具の隙間、車内、洗車後の水滴、アウトドア用品の砂や水滴など多彩です。
会場では実際の使用を想定したデモを実施。アクリルケースに入った落ち葉を一気に吹き飛ばしたり、キーボードの隙間に風を当てたり、テントや車両の表面に残った水滴を吹き飛ばしたりと、屋内外を問わないさまざまな使い方が披露されました。



なお、上位モデル「AB2111JBK」には、スポットノズルのほか延長パイプと床用ブラシも付属します。先端から風を送りながらブラシを使うことで、ほうきのような感覚で床面を掃除できます。


製品概要
製品名:Shark BlastBoss コードレスブロワー
型番:AB2111JBK/AB2000JBL/AB2000JGY/AB2000JGN/AB2000JPK
実売予想価格(税込):AB2111JBK 2万9700円、その他2万7500円
発売日:2026年9月25日
軽さと掃除力を両立した「ActiClean」
ActiCleanは、コードレススティック掃除機の軽量フラッグシップモデルで、2026年9月7日に発売します。モーターやヘッドだけでなく、ハンドルやUI、自動ゴミ収集ドックまで手を入れたフルモデルチェンジとなっています。

製品紹介で担当者は、「軽さはもう弱さを意味しない。そしてパワーはもう重さを意味しない」と説明し、その軽さとパワーをアピール。
その言葉の通り、新型モーターの採用で吸引力は従来モデル比で約20%アップ。LC900JとLC800Jはスティック時で約1.6kgに重さを抑えています。

このほか、ゴミの量を検知する「iQゴミセンサー」、床材に応じてブラシロールの回転を調整する「フロアセンサー」、壁際や部屋の角を検知し、エコモード時と比べて吸引力を最大5倍に高める「エッジセンサー」も搭載します。

使い勝手も大きく見直されました。新開発の「FlexiLoopハンドル」は、ループ状にすることで握る場所を限定せず、自分が持ちやすい位置を選べる設計となっています。

操作部には、電源を入れるとアイコンが浮かび上がる「浮き上がるUI」を採用。さらに自動ゴミ収集ドックも刷新され、約60日分のゴミをためられるほか、ゴミ回収後に本体モーターを逆回転させてフィルターのホコリを排出する「フィルターケア機能」を新たに搭載しました。また、掃除機本体をセットするドック側の受け部(クレードル)のデザインを見直し、着脱がよりスムーズに行えるようになりました。

発表会では、従来モデルとの吸引性能を比較するデモも実施されました。違いがはっきり出たのは、掃除機を手前に引いたとき。従来モデルでは同じ位置までヘッドを引くとわずかにゴミが残ったのに対し、ActiCleanではしっかりと取り切っていました。

これを実現するのが、新開発の「アクティブシールフラップ」。従来の細かなフラップから、横一線で面状に開閉する構造へ変更し、手前に引いた際のゴミの取り逃しを抑えています。


製品概要
製品名:Shark ActiClean コードレススティッククリーナー
型番:LC950JBK/LC950JSN/LC900JSL/LC800JWH
実売予想価格(税込):LC950JBK/LC950JSN/LC900JSL 9万9000円、LC800JWH 7万5900円
発売日:2026年9月7日
空気の汚れを“見える化”する「BreatheClear」

もうひとつの新カテゴリーが、空気清浄機のBreatheClearです。HEPA基準フィルター搭載で0.1μmまでの微粒子を99.98%捕集するとともに、空気を毎秒1回、1時間に3600回スキャンします。PM1.0~10の粒子状物質やVOCを検知し、空気が悪化し過ぎる前に先回りして浄化を開始します。

空気質、温度、湿度などは前面ディスプレイに表示。日次・週次のレポートも確認でき、担当者はこれを「我が家の空気の癖が見える機能」と表現していました。
また、あえて加湿機能を搭載せず、プレフィルターのお手入れは約2か月に1回、HEPAフィルターは所定の条件下で6年間交換不要とするなど、使い続けやすいのも特徴です。

製品概要
製品名:Shark BreatheClear 空気清浄機
型番:HP062Jシリーズ(コンパクトモデル・7畳用)
実売予想価格(税込):2万9700円
発売日:2026年9月25日
製品名:Shark BreatheClear 空気清浄機
型番:HP162Jシリーズ(スタンダードモデル・15畳用)
実売予想価格(税込):3万9600円
発売日:2026年10月15日
今回発表された3製品のなかでも特に気になるのは、やはりBlastBossです。屋外専用と思われがちなブロワーを屋内外問わず使える掃除道具として提案する発想は、ありそうでなかったもの。落ち葉から水滴、キーボードの隙間まで、風で掃除するという選択肢がどこまで生活に定着していくのか、今後の展開が楽しみです。
