大手チェーン店が街の景観に合わせて装いを変えることはよくある。たとえば京都だと、派手な色使いが特徴的なお店の看板がモノクロになって情緒漂うものになるなんてことも。そして、オシャレリゾート地として名高い神奈川県の葉山では、あのお店がオシャレに変貌しているようだ。
オシャレすぎるデニーズ葉山森戸店
葉山森戸にある飲食チェーン店「デニーズ」は、通常の店舗とかなり雰囲気が違う。知らない人のために説明しておくと、そもそも葉山町は海に面しているリゾート地であり、観光産業が充実している。当然オシャレ飲食店もたくさんあって競争が激しい。
そのため、関東を中心に大規模展開しているデニーズはオシャレ飲食店のなかに埋もれてしまいそうだが、葉山森戸のデニーズは人気店として葉山の地に君臨している。その理由のひとつが景観に合わせた店づくり。白を基調としてヤシの木などが植えられている外観が海によくマッチしている。
テラス席も用意されており、相模湾を一望できるオーシャンビューは絶景。「リゾート感が溢れていてとても良し」「夏の昼間でしたがあえてテラス席に座った（笑）」「こんなに海に近いデニーズがあるなんて」と、利用者からは絶賛の声が上がっている。
店舗限定メニューも用意
店舗限定のモーニングメニューが用意されているのも、葉山森戸のデニーズが人気を集めている理由のひとつ。この店舗では「フレンチトーストのエッグベネディクト風」「エッグスラット風モーニング」という見た目華やかなオシャレメニューに加え、現在「モンティクリスト」も販売している。
「モンティクリスト」とは、フレンチトーストとクロックムッシュを合わせたようなカリカリふわふわ食感が特徴のカナダ生まれのサンドイッチ。昨今のモーニングブームで注目の料理で、自宅で作ろうと思うとかなり手間がかかる。そのため「モンティクリスト食べるためだけに、ここに行きたい」と考える人までいるようだ。
葉山森戸店では、他にも「季節の料理や定番人気料理に加えてオーブン料理や生パスタなど、このお店ならではのメニューを取り揃えております」とのこと。葉山周辺に訪れた際はぜひ足を運んでみよう。