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2022/6/7 13:45

次期watchOS 9、ついに「Apple Watchで日本語入力」を実現! ただしSeries 7の広い画面ありき

アップルが本日未明に発表した「watchOS 9」では、ついにApple Watch Series 7で日本語入力ができるようになると予告されました。Apple Watch Series 7+watchOS 8では英語圏のユーザー向けにQWERTYキーボードが用意されていましたが、他の言語もサポートが追加される格好です。

 

公式リリースによると、Apple Watch Series 7では、新たに6つの言語に対応した(ソフトウェア)キーボードが搭載されるとのことです。

 

昨年Apple Watch Series 7が発表されたとき、広くなったディスプレイがユーザーにとってどれほど便利かが強調されていました。その新機能の1つが、キーボードの実装だったわけです。

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当時、アップルのインターフェースデザイン担当VPのアラン・ダイ氏はインタビューにて、「初代Apple Watch以来、テキスト入力は重要であり、大きな課題」だったことや、Series 7の大画面だからこそ(多くのキーがある)QWERTYキーボードが実現できたこと。さらにはキーのベゼル(枠)を取り除きつつ、AIにより打ち間違いを補正するとの趣旨を説明していました。

 

逆にいえば、Apple Watch Series 6以前の狭いディスプレイでは難しいということで、今後のソフトウェア・アップデートでも実現は期待しにくそうです。

 

ともあれApple Watch Series 7+watchOS 9では以下の言語がキーボードで打ち込めるようになります。

  • フランス語
  • ドイツ語
  • イタリア語
  • 日本語
  • ポルトガル語(ブラジル)。
  • スペイン語(メキシコ、スペイン、ラテンアメリカ)

 

watchOS 9は、Apple Watch Series 4以降を対象に(ようやくSeries 3のサポートが打ち切られました)今年の秋以降に提供される予定です。Series 7以前のモデルではキーボードは使えませんが、「iPhoneからApple Watchを操作」できるミラーリング機能なども追加されることもあり、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Apple
via:9to5Mac