アップルが初の折りたたみモデル「iPhone Duo」を発表したことで、折りたたみスマートフォンが再注目されています。それを受けて、Samsungが3つ折りデバイスの後継機「Galaxy Z TriFold2」の発売を当初の予定より前倒しすることを検討し始めたと報じられています。
韓国のNaver Blogを拠点とするリーカーのyeux1122(Lanzuk)氏によると、SamsungはGalaxy Z TriFold2と、同社初となるスライド式OLED(有機EL)デバイスの発売を前倒しする可能性があるとのことです。
ただし、正式発表は2026年中ではなく、2027年になるかもしれないとのことです。次世代のGalaxy Z TriFoldは、前モデルと同程度の価格を維持しつつ、より軽量で薄型化し、耐久性も向上すると報じられています。
Galaxy Z TriFoldは2025年12月に発表され、2026年1月に米国で2899ドル(約45万円)で発売されました。Samsungは同製品を赤字覚悟で製造し、3万台限定で生産するなど、主に自社の技術力をアピールするための製品として位置づけていたと報じられています。なお、同製品はすでに販売を終了しています。
yeux1122氏によると、今回の前倒し戦略は「特定の企業に対抗する」ためのものとされています。すなわち、iPhone Duoを投入したアップルを強く意識していることが示唆されています。
iPhone Duoの登場により、折りたたみスマホは本格的な脚光を浴び、市場全体が大幅に拡大すると見込まれています。調査会社TrendForceは、アップルが2027年にSamsungを追い抜いて世界最大の折りたたみスマホメーカーとなり、市場シェアの少なくとも40%を獲得すると予測しています。
一方でSamsungの市場シェアは、2026年の約40%から2027年には35%以下へと低下する見通しです。ただし、折りたたみ市場そのものが拡大するため、総出荷台数は引き続き増加するとみられています。競争力を維持するため、3つ折りスマホの後継機や初のスライド式OLED製品を早期に投入し、改めて高い技術力を示す狙いがあるようです。
Galaxy Z TriFold2が前モデルと同水準の価格にとどまるのであれば、大幅な値下げは期待できそうにありません。技術力の誇示もさることながら、製造コストを抑え、より手の届きやすい価格帯を目指してほしいところです。
Source: Naver Blog
via: SamMobile
Image: Samsung