文房具
2019/6/10 19:00

まるで刀か拳銃か!? 最新のカッターナイフがやけに切れモノ

【ド腐れ文具野郎 古川 耕 の文房具でモテるための100の方法】

No.084

オルファ「ハイパーM厚型」
実売価格485
Xデザイン・ハイパーシリーズで初となる、M厚型刃を装着したモデル。スリムなフォルムながらも厚手の刃を備え、大型刃の力強さと小型刃の手軽さを兼ね備えています。刃幅12.5㎜。落下防止用コードを取り付ける穴も付いています。

 

NTカッター「プレミアムGシリーズ」
実売価格431円〜(写真は大型L)
切れ味にこだわった超鋭角黒刃を搭載したシリーズ。強靭なアルミダイキャスト製のボディに、シックで重厚感のあるパールブラック塗装を施しています。プレミアム2A型(小型)、同2H型(中型)、同2L型(大型)の3サイズ展開で、オートロック付き(2Lはネジロックタイプも用意)。

 

進化し続ける最新カッターで切れ味よくモテる

そう頻繁に買い換えるものではないため、つい見落としがちな最新カッターナイフの進化具合。昨年の夏、ふと気になって調べてみたら案の定、よさげな新製品がドサドサ出ていて非常に興奮しました。そのなかで使ってみて気に入ったふたつの製品を紹介しましょう。

 

まずはオルファのハイパーM厚型。10年前に発売された万能M厚刃の最新モデルで、小型カッターのサイズに大型カッター並の刃厚0.45㎜という分厚いブレードを搭載しています。そのため小型ながら段ボールやプラスチックの包装容器などを、刃をたわませずにゴリゴリ切断でき、とても頼もしい。握りやすく力を込めやすいラバーグリップを採用したことで、以前よりさらに負荷の高い作業もラクにできるようになりました。もちろん細かい作業も難なくこなせ、いま、使い勝手の良さでカッターを1本選ぶとしたなら断然こちらを推薦します。

 

かたやカッター界のもうひとつの雄、NTからは、プレミアムGシリーズ。その精悍な漆黒ボディと超鋭角黒刃の切れ味がウリ。見た目の良さならこちらに軍配が上がるでしょう。ここまで男前なカッターもそうはありません。専用の黒刃は使っていて緊張感を感じるほどの切れ味で、繊細な作業向けの小型(刃先30度の尖ったタイプもあり)と、大物向けの大型Lの2種類を使い分けるのがよさそう。

 

雑誌「GetNavi」で連載中!

※「GetNavi」2019年4月号に掲載

 

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