グルメ
2021/10/27 10:45

キューブ型フードに“死角”なし! その意外なメリットとは?

“いま”爆売れ中の「フード」はこれ! 今回は、個性的な形で注目を集めている「キューブ型フード」を紹介。

※こちらは「GetNavi」 2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ドリンクや食材カテゴリなど“多角化”が進む!!

死角なしのナイスアイデア

 

私がセレクトしました!

フードライター

中山秀明さん

本誌でおなじみの、食のトレンドに詳しいフードアナリスト。GetNavi webでも高頻度でグルメ記事をアップしている。

 

キューブ型のメリットは見た目の良さだけじゃない

今回挙げた商品のほか、SNSではフルーツサンドを四角く切った「キューブサンド」が人気になるなど、斬新なキューブ型フードが注目の的に。その要因はやはり、インパクト抜群の“形”だ。しかしメリットはほかにもある。

 

「『1,2,CUBE』の場合、パウダー状ではなく四角く加工することで、計量要らずでより時短に。また液体よりも軽いため持ち運びに便利かつ、個包装が不要でゴミが出ません。『パパッとできるお魚おかず』に関しては、食べたいぶんだけ都度使えるので量の調整が簡単です。『VEGAN CUBE』は、ミキサーを使わず水で溶かすだけでスムージーが完成。効率的かつ合理的なキューブ型は、ますます普及しそうです」(中山さん)

 

冷水でも数秒で溶ける時短に役立つ濃縮キューブ飲料

【キューブ型フリーズドライ飲料】 2021年6月発売

コカ・コーラ

1,2,CUBE

660円

濃縮フリーズ製法で素材のおいしさをキューブに凝縮した、新ジャンルのインスタント製品。1パウチに15粒入りで、水やお湯に溶かすだけで本格的な味わいを楽しめる。冷水でも数秒で溶けて時短になり、軽いため持ち運びにも便利だ。

 

 

↑緑茶、麦茶、コーヒーの3種をラインナップ。好みのドリンクを短時間で作れるのがうれしい。マイボトルユーザーにも好評だ

 

多彩な楽しみ方を提案するヘルシーな冷凍キューブ

【キューブ型冷凍食品】2021年4月発売

THE FARM CAFE

VEGAN CUBE

1588円(4CUBE)

植物性食材100%使用、添加物・アルコール・甘味料などは不使用の、フルーツや野菜による冷凍食品。濃縮タイプのピューレなので、スムージーのほかにアサイーボウルやシャーベットとしても幅広く楽しめる。

 

↑シリーズ第1弾のフレーバーは3種類。水で溶かして簡単に作れる、見た目も楽しいスムージーのセットを定期便で提供する

 

調理しやすく食べやすい骨を除いたキューブ型の魚

【キューブ型冷凍切り身】2021年5月発売

イオン

トップバリュ パパッとできるお魚おかず

386円

魚の骨を取り除いてキューブ状に。少量から調理できるため弁当に入れやすく、骨がないので食べやすい。さらに、打ち粉付きなので下ごしらえの手間が省け、調味料が絡みやすいうえ加熱後も食感が劣化しづらいなど、メリットはたくさん!!

 

↑たら、サーモン、ぶり、あじ、さばの5種を用意。冷凍のため保存に便利で、多様な料理に少量ずつ使える点が人気だ

 

【トレンドのツボ】 調味料の用途を越えて多ジャンルでキューブが活躍

「1,2,CUBE」は予約期間にAmazon人気度ランキング1、2位を独占。「魚おかず」は計画比1.5倍の売り上げを記録。キューブ型食品と言えばルウやコンソメが一般的だったが、最近は裾野が拡大しているのだ。