
速度の速いインターネット回線を探している方、インターネットを使っていて速度が遅いと感じている方など、回線速度に関する疑問をお持ちの方は多いものです。
それでは、どれくらいの通信速度が出ていれば、通信速度が速いといえるのでしょうか。
一般的には、インターネット速度は最低でも5Mbps出ていれば動画視聴ができ、25Mbps出ていれば4K動画の視聴が可能といわれています。
まずは、ご自身で実際に速度計測をしてみてください。
上記の数値以上の速度が出ていなかったら、この記事でご紹介する対処法を試してみましょう。
それでも解決しなかった場合には、回線の乗り換えも視野に入れる必要があるかもしれません。
今回は、インターネット速度の計測方法や結果の見方、正常な速度のほか、遅いときの対処法や高速通信が期待できるおすすめインターネット回線まで幅広くご紹介します。
インターネット速度の計測方法
インターネットの速度を計測するためには、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、「Speedtest by Ookla」でスピードテストする流れをご紹介します。
このほかにも速度計測サイトはいくつもありますので、Googleなどで検索してみてください。
・測定したい環境で「Speedtest by Ookla」にアクセスし、「GO」ボタンを押す
測定したいネットワークにつないだパソコンやスマホで、「Speedtest by Ookla」にアクセスします。
真ん中に表示されている「GO」ボタンを表示してしばらく待ちましょう。
・測定が行われる
ダウンロード速度とアップロード速度が順番に測定されます。
・結果が表示される
スピード測定の結果が表示されます。
上記の画像の場合だとPING値は21ms、ダウンロード速度は4.57Mbps、アップロード速度は1.46Mbpsです。
インターネット速度の見方
インターネット速度の測定ができたところで、速度の見方をご説明しましょう。
上り速度(アップロード速度)・下り速度(ダウンロード速度)
インターネットの速度には、上り速度(アップロード速度)と下り速度(ダウンロード速度)があります。
上り速度はデータをアップロードする際の速度で、下り速度はデータをダウンロードする速度です。
通常、サイトを閲覧したり動画を観たりする際には、サーバーからデータをダウンロードしているので、一般的には下り速度を重視します。
そのため、「通信速度」としか書いていない場合には、下り速度を指していることが多いです。
ただし、動画や画像をサーバーにアップロードする場合には、上り速度が重要になってきますので、注意しましょう。
bps
bpsとは「ビットパーセコンド」で、1秒あたりに送信できるビット数を指す、インターネットの速度を表す単位です。
Mbpsならメガビット、Gbpsならギガビットと呼ばれます。
2Gbpsの場合、1秒回に約2Gビットの通信ができることを示しています。
具体的にどれくらいの速度が出ていればよいのかは、後ほど『快適に通信できるインターネット速度の目安』で詳しくご紹介しますので、参考にしてください。
PING値
PING値とは、サーバー側とこちらのパソコンやスマホなどの端末側との往復にかかる時間を指しています。
PING値が重要になるのは、PS4でオンラインゲームをする場合など、サーバー側とのレスポンスがシビアに求められるケースです。
たとえば、格闘ゲームやシューティングゲームなどで相手から攻撃を受けたのに、端末側のレスポンスが遅いと攻撃を避けられません。
しかし、普通にネット検索やSNS、動画視聴などをするだけなら、そこまでPING値を気にする必要はありません。
ms
PING値の単位はmsですが、これは「ミリセカンド」と読み、1,000分の1秒を指します。
以上のことから、インターネットの速度を確認する際には、基本的には下り速度と上り速度だけを気にすれば大丈夫であることがわかりますね。
快適に通信できるインターネット速度の目安
ここでは、どれくらいの速度が出ていればどれくらいのことができるのかを、具体的にご説明します。
【インターネット速度の目安】
用途 | 速度の目安 |
---|---|
Webサイト閲覧 メール送受信 | 1Mbps |
YouTube動画視聴(低画質) ビデオ通話 | 3Mbps |
YouTube動画視聴(高画質) | 5Mbps |
4K動画視聴 | 25Mbps |
オンラインゲーム | 100Mbps(PING値は30ms以下) |
上記の表から、Webサイトを見るだけなら1~3Mbps、動画を視聴するなら5Mbpsあれば十分といえます。
インターネット回線の速度はどのくらい出ていれば正常?
光回線の最大速度は多くが1Gbps、高速プランだと5Gbpsや10Gbpsといった場合もありますが、これらは理論値であり実際には出ることの無い速度です。
実際に出る速度(実測値)と最大速度は全くの別物であり、光回線の速度を評価するうえで重要なのは、実測値がどれだけ出るかというポイントです。
それでは、どれくらいの速度が出ていれば正常なのでしょうか。
光回線やポケットWiFi、置くだけWiFiのそれぞれの正常な速度をご紹介します。
- 光回線:約100Mbps~
- ポケットWiFi:約20Mbps~
- 置くだけWiFi:約30Mbps~
光回線の場合、100Mbps以上出ていないと正常とはいえません。
一方で、ポケットWiFiや置くだけWiFiの場合はぐっと速度が下がり、20Mbps~や30Mbps~が目安となっています。
置くだけWiFiは端末が大きく、電波が安定しているため、若干通信速度が速いです。
基本的に上記の速度が出ていない場合は、通信障害が起きていたり、パソコンやケーブルのスペックが低かったりするなど、何らかの問題が起こっている可能性が考えられます。
ただし、常にこのような速度が出るとは限りません。
休日や夜間など回線が混雑している時間帯には、速度が極度に遅くなることもあることを覚えておきましょう。
インターネット速度が遅いと感じた場合の原因と対処法
インターネット速度を計測した結果、速度が遅かった場合には、どのような原因が考えられるのでしょうか。
ネットが遅い原因とその対処法について、ご説明します。
まずは再起動・再接続をしてみよう
パソコンやスマホ、ルーターなどを再起動してネットワークにつなぎ直してみましょう。
それだけで、通信速度が回復することもあります。
簡単にできる方法なので、最初に試してみてくださいね。
速度制限にかかっている
スマホやポケットWiFiには、速度制限が設けられていることがあります。
スマホの場合によくある速度制限は、毎月のデータ量の上限を超えると128Kbpsに制限されるというものです。
この速度は大変遅いため、通常利用の場合でも支障を感じるでしょう。
WiMAXは3日間で10ギガ以上の容量を使うと、概ね1Mbpsに制限されますが、これはそこまで遅くはありません。
速度制限にかかってしまうと、解除されるまで待つしかありません。
スマホキャリアや利用しているサービスによっては、データチャージを行うと制限が解除される場合もありますので、確認してみてください。
WiFiルーターやLANケーブルの規格が高速通信に対応していない
高速プランやIPv6接続サービスを契約していても、高速通信に対応しているルーターやLANケーブルを使わないと意味がありません。
無線LANルーターやLANケーブルには規格が定められており、ある程度のスペックに対応している規格の製品を購入する必要があります。
無線LANルーターの規格は、「IEEE802.11a/b/g/n/ac」と書いてあれば十分です。
LANケーブルはCAT6(カテゴリー6)で1Gbps、CAT6A/6e(カテゴリー6A/6e)で10Gbpsにそれぞれ対応しています。
一般的な光回線ならCAT6(カテゴリー6)以上で十分ですが、5ギガ・10ギガなどの超高速プランを選ぶならCAT6A/6e以上が必要になるでしょう。
夜間や集合住宅では回線混雑で遅くなりやすい
インターネットの利用者が多い夜間や集合住宅では、回線が混雑して速度が遅くなりやすいです。
利用時間をずらしたり、有線接続を利用したりするなどの対応をしましょう。
PC・スマホのファームウエアが最新になっていない
PCやスマホのファームウエアのバージョンによる問題もあります。
ファームウエアとはPCやスマホに必ず搭載されている、ハードウエアを制御するためのソフトウエアであり、常に最新バージョンにしておく必要があります。
自動アップデートの設定になっていれば問題ありませんが、手動アップデートの場合は定期的に最新化する必要があります。
インターネット速度が遅いと感じた場合はファームウエアが最新バージョンになっているかもぜひ確認し、最新ではなかった場合はアップデートしましょう。
解決しない場合はプロバイダやインターネット回線の乗り換えも検討しよう
上記の対応をしても解決しない場合は、プロバイダやインターネット回線の乗り換えも検討する必要があります。
v6プラスに対応していないプロバイダから対応しているプロバイダに変えるなど、プロバイダを変えれば改善する場合もありますが、あまり期待はできません。
上記でご説明した方法で回線速度を測定し、あまりに遅い場合は回線の乗り換えを検討しましょう。
根本的に解決したいなら光回線に変更することをおすすめします。
速度重視する人におすすめのインターネット回線【光回線】
速度面で比較した結果、おすすめの光回線をご紹介します。
固定回線なので通信状況は安定しており、回線が混雑する夜間などにも快適に利用できるでしょう。
では、実際に光回線の通信速度はどこが速いのでしょうか?
光回線52社の通信速度で比較した上位10社は、次のとおりです。
回線名 | ダウンロード 速度 | |
---|---|---|
1位 | コミュファ光 | 476.29Mbps |
2位 | NURO光 | 434.13Mbps |
3位 | TNCひかりdeネット | 394.39Mbps |
4位 | eo光 | 366.53Mbps |
5位 | auひかり | 360.43Mbps |
6位 | ベイコム光 | 358.27Mbps |
7位 | スターキャット光 | 346.21Mbps |
8位 | メガ・エッグ 光 | 341.41Mbps |
9位 | CCNet 光 | 323.72Mbps |
10位 | ピカラ光 | 322.92Mbps |
参考 | So-net 光プラス | 243.35Mbps ※全国対応の光回線の中で最速 |
そして、結論から言うと、速度・安さ・信頼性ともに最もおすすめなのはNURO光です。
通信速度は常に上位で評判がよく、月額料金は4,743円とお手頃で、総合的にユーザーからの評判が良い回線です。
ただし、NURO光はエリアによって契約できないところもあるので、エリア外で速い光回線なら以下がおすすめです。
上記の光回線について、詳しくご説明しましょう。
まずおすすめなのは「NURO光」

【NURO光の概要】
対応エリア | 関東、関西、東海、九州、北海道エリア | ||
---|---|---|---|
スマホセット割額 | おうち割光セットで最大1,000円 | ||
最大速度 | 2Gbps | ||
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 | |
工事費用 ※キャンペーンで実質無料 | 40,000円 | ||
月額料金 | 戸建て | マンション | |
4,743円 | 1,900円~2,500円 | ||
3年間実質料金 | 戸建て | マンション | |
173,748円 | 71,400円~93,000円 | ||
3年間実質月額料金 | 戸建て | マンション | |
4,826円 | 1,983円~2,583円 |
※価格はすべて税抜
速度重視の方にもっともおすすめしたい光回線は、標準下り速度が最大2Gpsと高速通信のNURO光です。
光回線の中でも通信速度が速いと評判がよく、通信速度を求める方に大変おすすめです。
より速い通信速度を求める方には、対応エリアが限られますが、6ギガ・10ギガのプランもあります。
また、NURO光ではソフトバンクのセット割も使えるので、ソフトバンクユーザーにとくにおすすめです。
ただし、NURO光は対応エリアが限定されており、使えない地域も多いです。
検討する際には、必ずNURO光公式サイトでエリアを確認してください。
おすすめの申込窓口は、以下のような特典があるNURO光の「公式特設サイト」です。
- キャッシュバック最大45,000円
- 実質工事費無料
- 訪問サポート一回無料
ただし、NURO光の公式サイトとは別のサイトなので、ご注意ください。
東海ならコミュファ光

【コミュファ光の概要】
対応エリア | 愛知、岐阜、三重、静岡、長野 | ||
---|---|---|---|
スマホセット割額 | auスマートバリューで最大1,000円 | ||
最大速度 | 1Gbps(1ギガコース) | ||
初期費用 | 事務手数料 | 700円 | |
工事費用 ※キャンペーンで実質無料 | 25,000円 | ||
月額料金 | 戸建て | マンション | |
1~12か月目:3,930円 13か月目以降:4,930円 | 1~24か月目:3,200円 25か月目~:4,200円 | ||
3年間実質料金 | 戸建て | マンション | |
166,180円 | 139,900円 | ||
3年間実質月額料金 | 戸建て | マンション | |
4,616円 | 3,886円 |
※価格はすべて税抜
東海エリアにお住まいの方には、コミュファ光がおすすめです。
auスマートバリューが使えるので、auユーザーにもおすすめですよ。
コミュファ光は通信速度の速さに定評があります。
みんそくの光回線ランキングでは、以下のとおり常に上位に位置しており、通信速度に関してはかなりおすすめです。
※みんそく11月のデータです。
東海エリアにお住まいの方は、コミュファ光を検討してみてはいかがでしょうか。
関西エリアならeo光

【eo光の概要】
対応エリア | 関西エリア | ||
---|---|---|---|
スマホセット割額 | auスマートバリューで最大1,000円 | ||
最大速度 | 1Gbps | ||
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 | |
工事費用 ※キャンペーンで実質無料 | 3,000円 | ||
月額料金 | 戸建て | マンション | |
1~12か月目:2,953円 13か月目以降:4,953円 | ー | ||
3年間実質料金 | 戸建て | マンション | |
157,308円 | ー | ||
3年間実質月額料金 | 戸建て | マンション | |
4,370円 | ー |
※価格はすべて税抜
eo光は関西地方の光回線です。
関西電力とのセット割が使えるので、電力会社と光回線をセットで申し込めば、かなりお得です。
auスマートバリューが使えるので、auユーザーにもおすすめですよ。
では、通信速度はどうでしょうか?
みんそくの光回線ランキングでは、以下のとおり上位に位置しており実測値も出ているので、通信速度に関しても問題ないでしょう。
※みんそく11月のデータです。
関西地方にお住まいなら、ぜひ契約を検討してみてください。
東海・関西以外なら「auひかり」

【auひかりの概要】
対応エリア | 東海、関西エリアをのぞく日本全国 | ||
---|---|---|---|
スマホセット割額 | auスマートバリューで最大1,000円割引 | ||
最大速度 | 1Gbps | ||
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 | |
工事費用 ※キャンペーンで実質無料 | 戸建て | マンション | |
37,500円 | 30,000円 | ||
月額料金 | ホーム1ギガ | マンション ギガ | |
5,600円(ずっとギガ得プラン 3年) | 4,050円 | ||
3年間実質料金 | ホーム1ギガ | マンション ギガ | |
204,600円 | 148,800円 | ||
3年間実質月額料金 | ホーム1ギガ | マンション ギガ | |
5,683円 | 4,133円 |
※価格はすべて税抜
auユーザーの方、またはNURO光がエリア外だった方には、独自回線で高速通信が可能なauひかりがおすすめです。
5ギガ・10ギガの超高速プランもあるので、より速い通信速度を求める方に適しています。
また、auスマートバリューを使えるので、auユーザーにもおすすめです。
ただし、auひかりは対応エリアが限定されているためご注意ください。
戸建ての場合、東海エリアはエリア外ですが、マンションプランなら東海エリアも対応しています。
お住まいの地域が該当するのかわからない場合には、auひかり公式サイトでエリア確認をしましょう。
おすすめの申込窓口は、以下の特典が得られる「フルコミット」です。
- 最大60,000円のキャッシュバック
- オプション加入不要
- 開通後最短翌月で振込
全国で申し込める光コラボなら「So-net光プラス」

【So-net光プラスの概要】
対応エリア | 日本全国 | ||
---|---|---|---|
スマホセット割額 | auスマートバリューで最大1,000円 | ||
最大速度 | 1Gbps | ||
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 | |
工事費用 ※キャンペーンで実質無料 | 24,000円 | ||
月額料金 | 戸建て | マンション | |
1~24か月目:3,480円 25か月目~:5,580円 | 1~24か月目:2,480円 25か月目~:4,480円 | ||
3年間実質料金 | 戸建て | マンション | |
165,400円 | 129,300円 | ||
3年間実質月額料金 | 戸建て | マンション | |
3,939円 | 3,592円 |
※価格はすべて税抜
auひかりがエリア外だった場合は、「So-net光プラス」がおすすめです。
So-net光プラスは光コラボ回線ですが、通信速度が速いと定評があります。
光コラボとは光コラボレーションのことで、フレッツ光の回線設備を使用している光回線です。
ドコモ光やソフトバンク光なども光コラボレーションの一種で、回線事業者は異なりますが、利用している設備自体は同じです。
全国対応しているフレッツ光回線を使うので、日本全国で使えるというメリットがあります。
しかし、一方で同じ光回線を使っている利用者の数が多いため、一般的には通信速度が遅くなりがちというデメリットがあります。
So-net光プラスも光コラボ回線ですが、通信速度が速く使いやすい回線です。
また、auスマホとのセット割が使えるので、auユーザーにもおすすめできます。
おすすめの申込窓口は月額料金の割引率がよい「So-net公式」です。
- 最初の2年間に月額料金の割引を受けられる
- 公式からの申し込みなので安心
速度重視する人におすすめのインターネット回線【ポケットWiFi】
外出先でもインターネットを使いたいという方には、ポケットWiFiがおすすめです。
通信速度を求めるなら、WiMAX一択です。
みんそくでも、40Mbps以上のスピードが出ています。
また、運営会社のUQ WiMAXは大手企業で実績があり、新型コロナ渦でもサービスを停止させることもなかったので、安心して利用できるでしょう。
それ以外のポケットWiFiの通信速度は、ほぼ変わりません。
そのため、月間容量で選ぶのがよいでしょう。
ここでは、速度を重視する人におすすめできるポケットWiFi回線をご紹介します。
実質無制限なら「GMOとくとくBB WiMAX」
【GMOとくとくBB WiMAXの概要】
容量 | 無制限プラン、7GBプラン | |
---|---|---|
使用回線 | WiMAX 2+、au 4G LTE | |
エリア | 日本全国(地下やビル街などつながりにくい場合あり) | |
契約期間 | 3年 | |
最大速度 | 1.2Gbps | |
月額料金(ギガ放題プラン) | 1~2か月目:3,609円 3か月目~:4,263円 | |
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 | |
3年間実質月額料金 | 3,400円 | |
キャンペーンなど | ・28,500円キャッシュバックか月額料金割引を選べる ・端末代金0円 ・auスマートバリュー適用 ・UQモバイルのスマホ月額料金最大500円引き |
※価格はすべて税抜
ポケットWiFiで通信速度を求める人には、「GMOとくとくBB WiMAX」をおすすめします。
WiMAXにはデータ容量無制限のギガ放題プランがあり、比較的安い月額料金でデータ量が使い放題です。
通信速度に関しては、インターネット速度の口コミサイト「みんそく」でも高評価です。
2021年1月時点の「みんそく」のポケットWiFiの最速データを見てみましょう。
5位に72.97Mbps、6位に68.67Mbps、12位に52.84Mbpsなど、上位に軒並みWiMAXがランクインしています。
速度をみると、大変速いことがおわかりいただけるでしょう。
WiMAXの中で最安のプロバイダは、「GMOとくとくBB」です。
「GMOとくとくBB」のキャンペーンは、キャッシュバックと月額料金割引の2種類です。
キャッシュバックを選ぶと、28,500円の高額キャッシュバックを受け取れます。
月額料金割引なら、月額料金が以下のとおり割引されますよ。
月額の割引金額
- 1~2か月目:2,590円
- 3~24か月目:3,344円
- 25か月目~:4,263円
※価格はすべて税抜
一度にキャッシュバックを受け取りたい人にはキャッシュバックキャンペーン、キャッシュバックの申請を忘れてしまいそうな人には月額料金割引キャンペーンをおすすめします。
20GB・40GBなら「ゼウスWiFi」
以後ご紹介するポケットWiFiはすべてクラウドSIMのWiFiです。
ここでご紹介するのは、クラウドSIMの中でも同容量の競合と比較してもっとも安い料金プランを提供しているところがおすすめポイントとなっています。
WiMAXのエリア外でもつながりやすいので、おすすめです。
【ゼウスWiFiの概要】
容量 | 20ギガ、40GB、100GB | |
---|---|---|
使用回線 | クラウドSIM | |
エリア | 日本全国 | |
契約期間 | 2年 | |
最大速度 | 150Mbps | |
月額料金 | 20ギガ:1,980円 40ギガ:2,680円 100ギガ:3か月目まで2,980円 4か月目~3,480円 | |
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 | |
3年間実質月額料金 | 20ギガ:2,008円 40ギガ:2,689円 100ギガ:3,425円 | |
キャンペーンなど | ・端末代金0円 ・海外利用も可能 |
※価格はすべて税抜
毎月のデータ量が20ギガ~40ギガ程度なら、ZEUS WiFiがおすすめです。
上記の表のとおり、3年間の実質月額料金が2,000円台ですみます。
そこまでデータ消費量が多くないという方に、おすすめのポケットWiFiといえます。
100GBなら「クラウドWi-Fi」
【クラウドWi-Fiの概要】
容量 | 100ギガ(シンプルデイフリープラン) | |
---|---|---|
使用回線 | クラウドSIM | |
エリア | 日本全国 | |
契約期間 | なし | |
最大速度 | 150Mbps | |
月額料金 | 3,150円 | |
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 | |
3年間実質月額料金 | 3,146円 | |
キャンペーンなど | 海外利用も可能 |
※価格はすべて税抜
クラウドWi-Fiを運営するローカルネット社は、月間データ容量が100ギガの大容量プラン「シンプルデイフリープラン」の提供をはじめました。
月額料金が3,150円と格安で、契約期間の縛りもなく、海外利用も可能な使い勝手のよいポケットWiFiです。
毎月使用するデータ量が多い方におすすめです。
大容量実質210GBなら「hi-ho Let’s Wi-Fi」
【hi-ho Let’s Wi-Fiの概要】
容量 | 1日7ギガ(30日で210ギガ) | |
---|---|---|
使用回線 | クラウドSIM | |
エリア | 日本全国 | |
契約期間 | 2年 | |
最大速度 | 150Mbps | |
月額料金 | 4,300円(通常プラン) | |
初期費用 | 事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 | |
3年間実質月額料金 | 4,144円 | |
キャンペーンなど | 海外利用も可能 |
※価格はすべて税抜
月に200ギガ程度の大容量データを使う方には、「hi-ho Let’s Wi-Fi」がおすすめです。
通常プランなら、1日に7ギガまで使えるので、大容量のデータを使えますよ。
速度重視する人におすすめのインターネット回線【置くだけWiFi】
外出先でネットをあまり使わない方や、使ってもスマホのデータ量で充分な方には、置くだけタイプのホームルーターがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAX
おすすめのホームルーターは、GMOとくとくBB WiMAXです。
データ容量や月額料金などは、『実質無制限なら「GMOとくとくBB WiMAX」』でご紹介した内容とほぼ同じです。
ただし、端末が違うので最大通信速度は1Gbpsとなっています。
プロバイダもポケットWiFiと同様に、キャッシュバックか月額料金割引を選べる「GMOとくとくBB」がおすすめです。
まとめ
この記事では、ネット環境の速度の測定方法やインターネットが遅い場合の対処方法をご紹介しました。
これらの対策を講じても回線速度が改善しない場合は、回線の乗り換えやプロバイダ変更をおすすめします。
光回線とポケットWiF、置くだけWiFiの3つの中で、通信速度が速いおすすめの回線をご紹介しました。
光回線
- NURO光
- コミュファ光
- eo光
- auひかり
- So-net光プラス
ポケットWiFi
- GMOとくとくBB WiMAX
- ゼウスWiFi
- クラウドWiFi
- hi-ho Let’s Wi-Fi
置くだけWiFi
- GMOとくとくBB WiMAX
それぞれの通信速度がある程度速く、実質料金が安めのおすすめ回線です。
お使いのインターネット回線の速度が遅くて使い難さを感じている方は、ここでご紹介した対処方法を試してみてください。
それでも改善しない場合は、上記のおすすめ回線への乗り換えを検討してみるのがおすすめですよ。